文献

J-GLOBAL ID：202002241301477884   整理番号：20A2607997

ペンダントジメチルアミノベンゾイルオキシ基を有する溶媒可溶性ポリイミドのカチオン電着とその熱安定性の評価

Cationic Electrodeposition of Solvent-Soluble Polyimide with Pendant Dimethylaminobenzoyloxy Groups and Evaluation of Its Thermostability

著者 (5件)： Kobayashi Ayumi (Department of Applied Chemistry, School of Engineering, Tokyo University of Technology) ,  Sou Misaki (Department of Applied Chemistry, School of Engineering, Tokyo University of Technology) ,  Iritani Kohei (Department of Applied Chemistry, School of Engineering, Tokyo University of Technology) ,  Bando Seiji (Material Development Laboratory, Sumitomo Seika Chemicals Co. Ltd.) ,  Yamashita Takashi (Department of Applied Chemistry, School of Engineering, Tokyo University of Technology)
資料名： Journal of Photopolymer Science and Technology (Web)  (Journal of Photopolymer Science and Technology (Web))
巻： 33  号： 5  ページ： 479-484(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U2132A  ISSN： 1349-6336  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 持続可能な社会を実現するための社会動向の下で,エネルギーシステムの開発と利用が石油から電気へとパラダイムシフトすることにより,高性能電気機器の開発がますます重要になっている。絶縁材料は,それらをより高い電圧で駆動する必要があるため,次世代電気機器の実用化のための重要な技術のひとつであるが,それらの複雑な形状は現在のコーティング技術を用いてコーティングすることができない。したがって,熱安定性と容易な電着能力を有する絶縁材料の開発は,高性能の次世代電気機器の製造にとって重要である。この研究では,ペンダントジメチルアミノベンゾイルオキシ基を有する新規ポリイミドの合成について説明し,その10%重量損失温度が380°Cであるベーマイトアルミナによるハイブリッド電着コーティングを首尾よく得た。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 可溶性 ,  *ポリイミド ,  *電着 ,  *カチオン ,  熱安定性 ,  絶縁材料 ,  化学合成 ,  ベーマイト ,  アルミナ ,  重量損失 ,  溶媒 ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族カルボン酸 ,  第二アルコール ,  ヒドロキシ酸 ,  アルコール ,  芳香族化合物
準シソーラス用語： コーティング ,  *ジメチルアミノベンゾイルオキシ基 ,  *ペンダント ,  電気機器

著者キーワード (5件)： 電着 ,  ポリイミド ,  ハイブリッドコーティング ,  ベーマイトアルミナ ,  カチオン

分類 (2件)： その他の高分子材料  (YH07150C) ,  絶縁材料  (NA04030W)

物質索引 (6件)： テトラメチルシラン ,  ベンゾフェノン-3,3′,4,4′-テトラカルボン酸二無水物 ,  4,4′-イソプロピリデンビス(2-アミノフェノール) ,  4-(ジメチルアミノ)安息香酸 ,  乳酸 ,  ベンジルアルコール

引用文献 (9件)：

• 1. N. Hayashizaka, K. Kawasaki, M. Yamashita, T. Ebina, T. Ishida, and S. Hattori, PCT Int. Appl. WO 2017006999 A1 20170112 (2017).
• 2. Y. Kim, H. Kim, and J. Hong, J. Appl. Polym. Sci., 102 (2006) 5566.
• 3. A. Kobayashi, H. Wada, M. Yamashita, S. Bando, and T. Yamashita, J. Photopolym. Sci. Technol., 31 (2018) 607.
• 4. K. Yamazaki, M. Hatta, K. Asao, K. Yamamoto, Y. Yoshioka, and H. Tachi, Jpn. Kokai Tokkyo Koho, JP 2006052268 A 20060223 (2006).
• 5. S. Nakamura, K. Iida, and G. Sawa, Proc. SPIE, 72 (1996) 2780.

タイトルに関連する用語 (5件)： 溶媒可溶性 ,  ポリイミド ,  カチオン電着 ,  熱安定性 ,  評価