抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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EHD摩擦曲線を,新しく開発された回転滑り,円板機械上のボール,ETMを用いて,非常に高い圧力(p_平均=5GPa,p_max=7.5GPa)まで測定した。6つのベース流体を研究し,APIベースオイルカテゴリーグループIからグループVにわたった。高圧では,熱効果は非常に穏やかな滑り-ロール比でも実質的になり,これらは油の基礎となるレオロジー特性の観点から摩擦測定を解析するときに考慮しなければならない。鋼/鋼およびWC/WCボールと非常に異なる熱伝導率を持つディスクの組合せからの測定を比較することにより,等温摩擦曲線を導出するための熱補正の使用を検証した。比較的低い圧力(平均圧力=1GPa)では,種々のAPI基油のEHD摩擦特性の間に実質的な差があるが,圧力が減少すると,すべてのグループのEHD摩擦係数は与えられた温度で同様の最大値に近づく。EHD摩擦は非常に高い圧力でも非常に強い温度依存性を示す。圧力が増加するにつれて,EHD摩擦曲線は次第に急になり,非常に低い滑り-ロール比(1~2%SRR)での摩擦係数は低圧よりも高くなると数倍になる。これは,これらの成分が通常このSRR範囲で作動するので,高圧での転がり要素軸受の効率に対して重要な実用的意味を持つ。研究した全圧力および温度範囲にわたって,限界せん断応力に達する基油の証拠は存在しなかった。代わりに,せん断応力は,非常に高い圧力までのEyring活性化流れモデルと一致して,log(歪速度)とともに増加し続けた。Copyright The Author(s) 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】