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J-GLOBAL ID:202002241515131913   整理番号:20A1274849

脂肪酸代謝産物の定量エレクトロスプレイイオン化質量分析のための重水素標識内部標準の限界【JST・京大機械翻訳】

Limitations of deuterium-labeled internal standards for quantitative electrospray ionization mass spectrometry analysis of fatty acid metabolites
著者 (7件):
資料名:
巻: 34  号: 13  ページ: e8814  発行年: 2020年 
JST資料番号: T0695A  ISSN: 0951-4198  CODEN: RCMSEF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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原理:エレクトロスプレイイオン化質量分析(ESI-MS)法は,生物学的試料の分析においてしばしば乏しいイオン化再現性を示す。したがって,測定したピーク強度の正規化が不可欠である。各試料に安定同位体で標識した内部標準(IS)物質の一定量を添加することにより,高再現性の定量データを得ることができ,したがって,ISのそれによる標的化合物の定量値の補正を可能にした。標識ISの有無がこれらの定量値の精度を改善するかどうかを調べた。【方法】液体クロマトグラフィーと結合した三重四重極MSを用いて,標的化合物として生体試料中の脂肪酸代謝産物を分析した。2つの独立したシステムを用いて,2つの異なる実験室で再現性を測定した。結果:生のピーク面積における再現性の悪いデータは,ISを用いて効率的に正規化されたが,決定的には,安定同位体を用いたIS法は必ずしも必要ではなかった。いくつかの場合,ISを使用しなくても再現性は比較的良好であった。汚染物質マトリックスにおいて,標的化合物とその安定同位体標識材料のMS応答挙動は複雑であった。マトリックス汚染物質によるイオン抑制は標的化合物の濃度に依存しているので,ISsの添加量も重要であり,外部標準としてプール品質管理試料を用いることにより同等の正規化効果が得られ,しばしば高価で,しばしば商業的に利用できない標識IS試料の必要性を明らかにした。結論:著者らの結果は,安定同位体標識ISを用いた定量的方法が常に必要で有益であるかどうかに関する疑問を提起する。しかし,本研究で得られた結果は,脂肪酸代謝産物のみがESI-MSを用いて試験され,高度に置換された重水素標識ISのみが使用されたので一般化できなかった。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機化合物の各種分析  ,  有機化合物の物理分析 

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