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J-GLOBAL ID:202002242006060499   整理番号:20A0189128

エルゴステロールまたはコレステロール含有膜におけるドメインの形態と動力学【JST・京大機械翻訳】

Morphology and dynamics of domains in ergosterol or cholesterol containing membranes
著者 (6件):
資料名:
巻: 1862  号:ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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1/1M比における1-パルミトイル-2-オレオイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン(POPC)と卵スフィンゴミエリン(eSM)から成る支持脂質二分子層に及ぼすコレステロールとエルゴステロールの影響を原子間力顕微鏡を用いて研究した。これらの膜へのエルゴステロールまたはコレステロールの添加は,それらに存在するドメインの構造と動力学の両方をかなり改変する。eSM濃縮ドメインの高さは両ステロールの濃度と共に増加したが,エルゴステロールにより顕著に増加した。POPC濃縮ドメインの高さは両ステロールに対して濃度と共に増加した。この効果は,コレステロールではなくエルゴステロールが存在する時,POPCよりeSMに対して大きかった。ドメイン被覆率は5mol%では両ステロールと共に増加したが,20mol%では減少し,40mol%ではほとんど消失した。eSM濃縮ドメインのサイズはステロール濃度と共に減少し,コレステロールと共により顕著に減少した。二分子層破壊力は,全体的剛性が5mol%コレステロールの添加により増加するが,同じ濃度でエルゴステロールを有するeSM富化ドメインに対してのみ増加することを示した。より大きなステロール濃度では,両領域の剛性は減少した。40mol%ステロール濃度では,両膜は同じ破断力値を示した。これらの観測に対する機構的洞察を得るために,量子力学計算とステロール分子の分子動力学シミュレーションを行った。ステロール分子の立体配座自由度は全く異なることを見出した。この違いは観測された現象の背後にあるかもしれない。最後に,膜特性に及ぼすステロールの異なる作用はポリエン抗生物質のステロイド依存性イオノホア活性に関連する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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生体膜一般  ,  脂質一般 
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