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J-GLOBAL ID:202002242173850516   整理番号:20A0774883

脂肪肝疾患における軽および中等度アルコール使用のリスク:集団コホートの追跡調査【JST・京大機械翻訳】

Risks of Light and Moderate Alcohol Use in Fatty Liver Disease: Follow-Up of Population Cohorts
著者 (10件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: 835-848  発行年: 2020年 
JST資料番号: T0889A  ISSN: 0270-9139  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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背景と目的:非アルコール性脂肪肝疾患におけるアルコール使用の効果は不明である。著者らは,脂肪肝疾患におけるアルコール使用の影響を,死亡と同様に,肝臓,心血管および悪性疾患に及ぼす影響を調査した。方法と結果:著者らの研究は,健康診断調査(FINRISK1992-2012または健康2000)に参加した肝脂肪症(脂肪肝指数>60)を有する8345人の患者からなり,ベースラインアルコール摂取量に関する利用可能なデータを用いた。主な排除は,ベースライン臨床的肝疾患,ウイルス性肝炎,エタノール摂取量>50g/日,および現在の染色体であった。データは,病院入院,悪性腫瘍,および肝臓,心血管および悪性疾患に関する死亡,ならびに全死因死亡に関する国家登録と結び付けられた。調整は複数交絡因子であった。アルコール消費は,進行性肝疾患および悪性腫瘍に対する用量依存性リスク増加を示した。一般的に10~19g/日のアルコールまたは非ワイン飲料として0~9g/日を消費することは,寿命アブステンサーと比較して進行性肝疾患のリスクを2倍にした。対照的に,49g/日までのアルコール摂取は,発症心血管疾患(CVD)の22%~40%減少と関連していた。アルコール摂取と全死因死亡との間のJ型関連性を観察し,最大リスク減少は,生涯アブステンサーと比較して,0~9g/日のアルコール摂取量で21%(95%信頼区間,5%~34%)の最大リスク減少を示した。しかしながら,CVDと死亡率に関するこれらの利点は,喫煙者においてのみ観察された。アルコール摂取量>30g/日は,寿命アブスターと比較して死亡率のリスク推定値を増加させた。長期データを有する亜母集団において,アルコール摂取量は被験者の>80%において時間とともに安定していた。結論:脂肪肝疾患における低いアルコール摂取量さえも,進行性肝疾患および癌に対するリスクの増加と関連している。低~中程度のアルコール使用は,死亡率とCVDリスクの低下と関連するが,喫煙者の間では関連しない。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
代謝異常・栄養性疾患一般  ,  消化器の疾患 

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