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J-GLOBAL ID：202002242201157551   整理番号：20A0848322

テラヘルツ時間領域分光法を用いた磁性体における磁気素励起の観測

著者 (2件)： 守安毅 (福井大 学術研究院) ,  河本敏郎 (神戸大 大学院理学研究科)
資料名： 分光研究  (Journal of the Spectroscopical Society of Japan)
巻： 69  号： 1  ページ： 12-14  発行年： 2020年02月15日 
JST資料番号： F0007A  ISSN： 0038-7002  CODEN： BUKKAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・テラヘルツ時間領域分光法を用いた,MnO,NiOなどの反強磁性体における磁気素励起であるマグノンの高精度観測。
・NiOおよびMnOの反強磁性マグノン周波数の温度依存性測定および,高次の交換相互作用を含む分子場近似による説明。
・NiO,MnOにおける反強磁性マグノンの緩和率の温度依存性測定による,スピン-スピン緩和の関与の大きさ。

シソーラス用語： *タイムドメイン分光法 ,  酸化マンガン ,  酸化ニッケル ,  *反強磁性体 ,  *励起 ,  *マグノン ,  温度依存性 ,  交換相互作用 ,  分子場近似 ,  緩和速度 ,  スピン-スピン緩和 ,  *磁気励起 ,  素励起
準シソーラス用語： *テラヘルツ時間領域分光法

分類 (2件)： 酸化物結晶の磁性  (BM06050E) ,  一般及び無機化合物のラジオ波・マイクロ波スペクトル(分子)  (BH06021Z)

引用文献 (11件)：

• 伊達宗行:電子スピン共鳴(培風館,1978).
• L. Zhang, H. Zhong, K. Mu, C. Zhang, and Y. Zhao: Opt. Express 20, 75 (2012).
• A. Leitenstrofer, S. Hunsche, J. Shah, M. C. Nuss, and W. H. Knox: Appl. Phys. Lett. 74, 1516 (1999).
• T. Kohmoto, T. Moriyasu, S. Wakabayashi, H. Jinn, M. Takahara, and K. Kakita: J. Infrared Milli. Terahz. Waves 39, 77 (2018).
• A. J. Sievers and M. Tinkham: Phys. Rev. 129, 1566 (1963).

タイトルに関連する用語 (5件)： テラヘルツ時間領域分光法 ,  磁性体 ,  磁気 ,  素励起 ,  観測