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J-GLOBAL ID：202002242374826145   整理番号：20A1567367

小規模橋梁の安全確認のための効率的点検技術の研究開発

RESERCH AND DEVELOPMENT ON EFFICIENT INSPECTION TECHNOLOGY FOR SAFETY VERIFICATION OF SMALL-SCALE BRIDGES

著者 (6件)： 関和彦 (アイセイ株式会社 技術開発部) ,  岩佐宏一 (アイセイ株式会社) ,  窪田諭 (関西大学 環境都市工学部) ,  塚田義典 (摂南大学 経営学部) ,  安室喜弘 (関西大学 環境都市工学部) ,  今井龍一 (法政大学 デザイン工学部)
資料名： 土木学会論文集 F3(土木情報学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. F3 (Civil Engineering Informatics) (Web))
巻： 75  号： 2  ページ： II_8-II_16(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： U0254A  ISSN： 2185-6591  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2014年に公共インフラ施設(橋梁等)の5年に1度の定期点検が法制度化された.全国で約73万橋ある橋梁のうち,53万橋が橋長2~15mの小規模橋梁である.これらの橋梁には点検技術者が容易に近づくことができないことが多い.そこで,本研究では,小規模橋梁を対象にして,目視点検の代替となる点検手法の検討を目的として,点検ロボットの開発,3次元モデルデータ作成の効率的手法の検討,3次元モデルによる点検結果の管理システム,AIによる写真からの損傷箇所の抽出という4つの観点で検討を行った. 研究の成果として,実証実験を複数回実施し,利用シーンに応じた技術の適用範囲を整理し,機能要件定義を明確にした.これは,実運用に向けて開発するための一資料となり,今後の小規模橋梁における点検の効率化,生産性の向上,安全性等の発展に寄与することが大いに期待できる.(著者抄録)

シソーラス用語： *点検 ,  研究開発 ,  定期検査 ,  肉眼検査 ,  モデル ,  実証実験 ,  *小規模 ,  *橋 ,  技術 ,  施設 ,  インフラストラクチャー ,  公共施設 ,  *開発 ,  ロボット ,  三次元モデル
準シソーラス用語： 3次元モデルデータ ,  ロボット開発 ,  *安全確認 ,  公共インフラ施設 ,  小規模橋梁 ,  定期点検 ,  点検ロボット ,  点検技術

著者キーワード (4件)： bridge Inspection ,  Structure from Motion ,  3D Damage Figure ,  AI Damage Detection

分類 (2件)： 橋梁の破壊,保守,その他  (RC06080X) ,  図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (7件)：

• 1) 国土交通省道路局 国道・防災課:橋梁定期点検要領,2014.
• 2) 国土交通省道路局 国道・防災課:橋梁定期点検要領,2019.
• 3) 国土交通省:点検支援技術 性能カタログ(案),2019.
• 4) 山岡大亮,青山憲明,谷口寿俊,藤田玲,重高浩一:維持管理での利用を想定した橋梁の3次元データモデル標準の策定,土木学会論文集 F3(土木情報学),Vol. 71-No. 2,p. I_204-I_211,2015.
• 5) 山岡大亮,青山憲明,川野浩平,重高浩一,関谷浩孝:維持管理での活用を目的とした橋梁のCIMモデル作成コストの検証,土木学会論文集 F3(土木情報学),Vol. 72-No. 2,p. I_21-I_28,2016.

タイトルに関連する用語 (5件)： 橋梁 ,  安全確認 ,  点検 ,  研究 ,  開発