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J-GLOBAL ID：202002242434741005   整理番号：20A2731095

光硬化性,熱再加工性および化学的にリサイクル可能なバニリンベースのイミン熱硬化性樹脂【JST・京大機械翻訳】

Photocurable, Thermally Reprocessable, and Chemically Recyclable Vanillin-Based Imine Thermosets

著者 (3件)： Xu Yunsheng (Department of Fibre and Polymer Technology, KTH Royal Institute of Technology, Sweden) ,  Odelius Karin (Department of Fibre and Polymer Technology, KTH Royal Institute of Technology, Sweden) ,  Hakkarainen Minna (Department of Fibre and Polymer Technology, KTH Royal Institute of Technology, Sweden)
資料名： ACS Sustainable Chemistry & Engineering  (ACS Sustainable Chemistry & Engineering)
巻： 8  号： 46  ページ： 17272-17279  発行年： 2020年 
JST資料番号： W5047A  ISSN： 2168-0485  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2つのバニリンベースの光硬化性,熱再加工性,および化学的にリサイクル可能なイミン熱硬化性樹脂を首尾よく設計した。バニリンビトリマー樹脂を,2段階反応:メタクリル化およびジアミンまたはトリアミンによるアミノ化によるプロトコルにより合成した。イミン結合およびビニル基を有する得られたビニルエステル樹脂を,室温で10分で熱硬化性樹脂に光硬化することができた。硬化熱硬化性樹脂は,通常の溶媒に対して良好な耐溶媒性,熱重量分析で測定した約250°Cまでの良好な熱安定性,及び高い貯蔵弾性率(動的機械的分析で決定した1.6~3.4GPa)を示した。イミン結合の可逆性のため,両熱硬化性樹脂は,応力緩和および熱再加工性を含む典型的なビトリマー挙動を示し,一方,イミン交換反応に対する活性化エネルギーおよび再処理後の引張応力の回復比は,異なる架橋密度により変化した。さらに,両熱硬化性樹脂はイミン交換反応によりヘキシルアミン中で化学的にリサイクルできた。したがって,提示した新しい戦略は,高速硬化,化学的および熱的に安定な,しかし,豊富なバイオベース構築ブロックから,まだ熱的に再加工可能で,化学的にリサイクル可能なイミンビトリマーの生産の道を開く。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 活性化エネルギー ,  アミノ化 ,  熱重量分析 ,  アミン ,  交換反応 ,  架橋度 ,  *イミン ,  ビニル基 ,  ビニルエステル樹脂 ,  *光架橋 ,  動弾性係数 ,  ジアミン ,  芳香族アルデヒド ,  フェノール類 ,  フェノールエーテル ,  脂肪族アミン ,  第一アミン
準シソーラス用語： 耐溶媒性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： ビトリマー ,  バニリン ,  バイオベース熱硬化性樹脂 ,  光硬化 ,  リサイクリング ,  イミン ,  熱再加工

分類 (4件)： 機械的性質  (YH02022L) ,  高分子と低分子との反応  (CG03020L) ,  共重合  (CG04030D) ,  重縮合  (CG04050Z)

物質索引 (2件)： バニリン ,  ヘキシルアミン

タイトルに関連する用語 (7件)： 光硬化 ,  再加工 ,  化学 ,  リサイクル ,  バニリン ,  イミン ,  熱硬化性樹脂