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J-GLOBAL ID：202002242778437328   整理番号：20A2610485

講義における講師と受講者の相互作用の分析(第5報)

Analysis of interactions between lecturer and students in lectures (Fifth report)

著者 (3件)： 渡邊栄治 (甲南大 知能情報) ,  尾関孝史 (福山大 工) ,  小濱剛 (近畿大 生物理工)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告(Web)  (IEICE Technical Report (Web))
巻： 120  号： 192(ET2020 22-27)  ページ： 1-6 (WEB ONLY)  発行年： 2020年10月10日 
JST資料番号： U2030A  ISSN： 2432-6380  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 板書を伴う講義において,講師の動作(説明,板書など)に対応して受講者の動作(説明を聞く,ノートを取るなど)が生じる.“流れの良い”講義においては,多数の受講者が類似した動作を呈するものと考えられる.本報告では,板書を伴う講義を対象として,受講者の動作における類似度を評価するための手法について検討する.まず,画像処理により検出した講師と受講者の部位に基づいて,両者の動作を分類する.つぎに,(i)相関係数に基づいた複数の受講者の動作の類似度,(ii)受講者の動作に対するモデリング結果に基づいた受講者の動作の類似度を評価する.(著者抄録)

シソーラス用語： *CMI【計算機】 ,  *教師 ,  *学生 ,  相互作用 ,  *動作分析 ,  *類似性 ,  画像処理 ,  特徴抽出 ,  モデリング ,  相関係数 ,  ニューラルネットワーク ,  自己回帰モデル ,  *コミュニケーション ,  教示
準シソーラス用語： ノートテイキング ,  画像検出 ,  階層型ニューラルネットワーク ,  自己回帰モデリング ,  受講者 ,  動作モデル ,  *非言語的コミュニケーション ,  類似度

分類 (4件)： CAI  (JE09000G) ,  図形・画像処理一般  (JE04010I) ,  パターン認識  (JE07000S) ,  人間機械系  (IB03000G)

引用文献 (15件)：

• 横川 和章, 有馬 道久, 教授場面における非言語的コミュニケーション 理解状態の表出と判断ー, 教育心理学研究, vol. 34, pp.120-129, 1986.
• 須田 昂宏, 授業における学習者の表出行動をどのようにして意味づけるか 研究方法に焦点をあてた先行研究のレビューから , 名古屋大学大学院教育発達科学研究科教育科学専攻『教育論叢』, vol. 57, pp. 3-12, 2014.
• 勝間田 剛, 長岡 千賀, 小森 政嗣, 引き込み現象に基づく講義関心度評価手法, ヒューマンインタフェース学会論文誌, vol. 13, no. 3, pp. 275-282, 2011.
• 相馬 奈美, 日浦 慎作, 佐藤 宏介, 受講者の活性度と主観的評価の提示に基づく授業支援システム- 発表者と聴者の相互理解を目指して -, 信学技報, HCS2005-74, pp. 67-70, 2005.
• 小林 陽平, 角所 考, 村上 正行, 講義映像に基づく受講者の集中状況の認識, 教育システム情報学会, JSiSE2013, pp. 17-18, 2013.

タイトルに関連する用語 (5件)： 講義 ,  講師 ,  受講者 ,  相互作用 ,  分析