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J-GLOBAL ID:202002243061062990   整理番号:20A1044843

Marchantia polymorphaからの天然菌類病原体の分離がタイ類-菌類相互作用におけるサリチル酸とジャスモン酸の間の拮抗作用を明らかにする

Isolation of Natural Fungal Pathogens from Marchantia polymorpha Reveals Antagonism between Salicylic Acid and Jasmonate during Liverwort-Fungus Interactions
著者 (12件):
資料名:
巻: 61  号:ページ: 265-275 (WEB ONLY)  発行年: 2020年02月 
JST資料番号: U1159A  ISSN: 1471-9053  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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有益,中性および有害な微生物との適応相互作用の進化は植物の陸生化を可能にする重要な特徴の1つであった。広範な研究から,異なる植物種にわたる植物-微生物相互作用を基礎づける保存された唯一の分子機構が明らかになったが,現在まで収集された洞察の大部分は種子植物に限定されてきた。早期分岐陸生植物の子孫であるタイ類Marchantia polymorphaは陸生植物進化を理解するための有利なモデル系として支持を得ている。しかし,このモデルにおける進化的分子性の植物-微生物相互作用の研究は,M.polymorphaに感染することが知られている少数の病原体によって妨げられる。本稿では,著者らは罹患したM. polymorphaから分離した4種の真菌株,Irpex lacteusゼニゴケ属感染性(MI)1,Phaeophlebiopsis peniophoroides MI2,Bjerkandera adusta MI3 およびB.adusta MI4について記述する。著者らは,M.polymorphaのサリチル酸(SA)処理が死体栄養性生存様式を選ぶ傾向があるI.lacteus MI1の感染を高めるが,この効果は,M.polymorphaにおける生物活性ジャスモン酸であるジノル-シス-12-オキソフィトジエン酸(dn-OPDA)との共処理によって抑制されるのは,タイ類では植物-真菌相互作用におけるSAとオキシリピン経路の間の拮抗的な相互作用は古来から既に定着していることを示唆することを証明する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物ホルモン  ,  異種生物間相互作用 

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