文献

J-GLOBAL ID：202002243061835100   整理番号：20A0560011

レスポンス・アナライザーの開発・分析に関する研究

著者 (5件)： 海老原宏樹 (東京電機大 大学院情報環境学研究科) ,  近藤郁哉 (東京電機大 大学院情報環境学研究科) ,  高野辰之 (関東学院大 理工) ,  小濱隆司 (東京電機大 情報環境) ,  宮川治 (東京電機大 情報環境)
資料名： 情報処理学会研究報告(Web)  (IPSJ Technical Report (Web))
巻： 2020  号： CE-153  ページ： Vol.2020-CE-153,No.6,1-8 (WEB ONLY)  発行年： 2020年02月08日 
JST資料番号： U0451A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 教員から学生へ演習課題を与え,学生がその課題を授業中に解く形態の授業では,課題につまずいている学生が授業に十分に参加できないという問題が存在する.その対策として,教員がクラス全体を見回りながら課題進捗状況を把握し,その状況に応じて授業の軌道修正をする必要があるが,クラス全体を見回るには労力や時間を要する.そこで,学生の反応状況をリアルタイムに分析できるレスポンス・アナライザーを活用する.本研究では教員から学生へ演習課題を与え,学生が授業中にその課題の解答ファイルをアップロードする形態の授業を想定し,ファイルアップロードシステムとレスポンス・アナライザーを組み合わせたシステムを開発する.本システムを使用することで,教員はクラス全体の課題進捗状況の把握が容易になり,学生は自身がアップロードしたファイルの評価結果をすぐに把握できる.その結果,学生の学習を促進させることが期待される.また,本システムを学生に使用させる実験を行い,そこで収集したファイルをもとに分析を行った.本稿では,本システムの詳細と実験の分析結果,本システムの使用感に関するアンケートの集計結果について報告する.(著者抄録)

シソーラス用語： 学校教育 ,  大学 ,  *学習 ,  学習アルゴリズム ,  *CAI【計算機】 ,  *問題解決 ,  状態 ,  *eラーニング ,  *効果 ,  *教育効果
準シソーラス用語： 大学教育 ,  *レスポンスアナライザ ,  *アクティブラーニング ,  *課題解決 ,  進捗状況 ,  課題進捗状況 ,  *学習効果

分類 (2件)： CAI  (JE09000G) ,  科学技術教育  (AA04000C)

引用文献 (10件)：

• 文部科学省:新たな未来を築くための大学教育の質的転換に向けて (online),<http://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/__icsFiles/afieldfile/2012/10/04/1325048_1.pdf> (2018.05.30),p.9.
• 中井俊樹:アクティブラーニング(シリーズ大学の教授法),玉川大学出版部 (2015),p.15.
• 溝上慎一:アクティブ・ラーニング導入の実践的課題,名古屋高等教育研究 第7号 (2007),pp.273-280.
• 玉川大学:アクティブ・ラーニング事例集 (online),<http://www.tamagawa.jp/university/introduction/outline/u-ap/pdf/index-pdf-01.pdf> (2018.06.20), pp.42-46.
• 永岡慶三:レスポンス・アナライザを用いた授業進行支援システムの開発,日本教育工学雑誌10巻3号 (1986), pp.11-18.

タイトルに関連する用語 (5件)： レスポンス ,  アナライザー ,  開発 ,  分析 ,  研究