抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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包絡分析法は事業体の効率性を相対的に評価するOR手法の一つであり,正準相関分析は2組の多次元変量の相関関係を調べる統計解析手法の一つである.包絡分析法において,入力変数の変数選択を行う際に正準相関分析を用いた研究として,信田[5]や上田[11]がある.本論文では,吉田[12]を参考に,がんの発がんに関連するデータを収集して信田の包絡分析法のプログラムを用いて分析し,結果を考察することで信田が提案した変数選択手法の妥当性を確認した.次に,信田の手法を自動化して汎用化するためのプログラムを作成した.それを元にシミュレーションを行い,シミュレーション結果の考察を行った.結果として,包絡分析法では効率的フロンティアが絞ることができなかった入力変数が多すぎる事例でも,処理が完了できるものであれば,効率的フロンティアを少数に絞ることができる改良手法ができた.(著者抄録)