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J-GLOBAL ID:202002243146697199   整理番号:20A0284872

螺旋反転に伴う速度論的に制御されたAg+配位キラル超分子重合【JST・京大機械翻訳】

Kinetically controlled Ag+-coordinated chiral supramolecular polymerization accompanying a helical inversion
著者 (10件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: 721-730  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7042A  ISSN: 2041-6539  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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水中で螺旋反転を伴う3:2(L:Ag+)化学量論を有する配位子-金属錯体に基づく速度論的に制御されたキラル超分子重合を報告する。アルキル鎖基にヒドラジン及びd-又はL-アラニン部分を有するビピリジン系配位子(D-L1,L-L1,D-L2及びD-L3)の新しいファミリーを設計し合成した。興味あることに,D-L1溶液にAgNO3(0.5~1.3当量)を添加すると,D-L1AgNO3錯体(D-L1:Ag+=1)からなる凝集体Iを生成した。1)球状構造の速度論的生成物。次に,凝集体I(ナノ粒子)を繊維構造を持つ熱力学的生成物として(D-L1)_3Ag_2(NO_3)_2錯体に基づいて凝集体II(超分子ポリマ)に変換し,CD増幅を伴う左巻き(M型)から右巻き(P型)ヘリシティへの螺旋反転を導いた。対照的に,球状凝集体I(ナノ粒子)は,2.0当量のAgNO_3の存在下で形成された左巻き(M型)ヘリシティを有するD-L1AgNO_3複合体から成り,さらに変化せず,それが熱力学的生成物であることを示した。(D-L~1)_3Ag_2(NO_3)_2に基づくキラル超分子高分子を,協同経路を有する核形成-伸長機構によって製造した。熱力学的研究において,凝集体IおよびIIに対する標準ΔG°およびΔH_e値を,van’t Hoffプロットを用いて計算した。凝集体Iの形成と比較して凝集体IIのΔG°値の増大は,凝集体IIが熱力学的により安定であることを確認した。速度論研究において,AgNO_3の濃度の影響は凝集体I(ナノ粒子)の初期形成を確認し,それは凝集体II(超分子高分子)に進化した。したがって,初期状態における(D-L1)_3Ag_2(NO_3)_2錯体の濃度は,凝集体II(超分子高分子)の生成において重要な役割を果たす。特に,NO3-は凝集体Iから凝集体IIへの変換において重要なリンカー及び加速剤として作用する。これは,配位構造変化を伴う多重段階により形成される速度論的に制御されたキラル超分子高分子に対するシステムの最初の例である。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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白金族元素の錯体  ,  分子化合物  ,  鉄の錯体 
タイトルに関連する用語 (5件):
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