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J-GLOBAL ID:202002243171830700   整理番号:20A0612585

第二世代エタノール収率を高めるためのオンサイト製造真菌酵素によるユーカリ廃棄物のリグニン分解と解毒【JST・京大機械翻訳】

Lignin degradation and detoxification of eucalyptus wastes by on-site manufacturing fungal enzymes to enhance second-generation ethanol yield
著者 (12件):
資料名:
巻: 262  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: A0097A  ISSN: 0306-2619  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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新しいラッカーゼはバイオリファイナリーにおいて有望で価値ある応用を有する。本研究では,新たに分離された白色腐朽担子菌Marasmiellus palmiovorus VE111から,さらに糖化とエタノール発酵段階のために,ラッカーゼによる脱重合と再重合リグニンの可能性について初めて報告した。M.palmiovorusのセクレトームのプロテオーム解析により,ラッカーゼがこの菌類により放出される最も支配的な酵素であることを示した。Penicillium echinulatum S1M29からのセルロース分解及びキシラン分解酵素による糖化を促進する目的で,全粗酵素ブロスをEucalyptus globulus木材におけるリグニンの脱リグニンに用いた。さらに,2つの異なる戦略,すなわち酵素加水分解の前後のラッカーゼ処理を用いて,水蒸気爆発E.globulus木材を解毒した。目的は,微生物発酵を阻害できる原料前処理の間に形成された物質を除去することにより,発酵性能を増加させることである。E.globulus木材脱リグニンはリグニン含量の31%減少と加水分解後のグルコース収率の10%増加をもたらした。本研究の重要な知見は,ラッカーゼメディエータの不在下での木材脱リグニンの成功である。このラッカーゼに富む調製は,水蒸気爆発したE.globulus木材中に存在するフェノール阻害剤の除去におけるその可能性を示し,エタノール収率をさらに10%増加させた。さらに,これらの知見が商業的酵素の不在下で達成されることを強調することは重要であり,M.palmiovorusラッカーゼはバイオ燃料の生産だけでなく,バイオテクノロジー産業における異なる応用のためのリグニン由来芳香族化合物の生成に対しても可能性のある候補であることを強調することが重要である。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
分類
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生物燃料及び廃棄物燃料 

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