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J-GLOBAL ID:202002243243636383   整理番号:20A2212697

千葉市の地下2038 mのテフラ層と房総半島の下部更新統黄和田層最下部Kd48の対比

Correlation between a Tephra Bed from Deep (2038 m) Underground below Chiba City, and Kd48 in the Lowermost Kiwada Formation (Lower Pleistocene) on the Boso Peninsula
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資料名:
巻: 129  号:ページ: 355-374(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: G0643A  ISSN: 0022-135X  CODEN: CGZAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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CB2038と名付けられたテフラ層は,東京湾東部の千葉市で掘削されたボーリングコア試料(以後千葉コアと呼ぶ)中の2038.26~2038.21mの深さで発見された。CB2038胚胎シルト岩からの石灰質ナンノ化石群集は,小さな(<3μm)gephyrocapidsとCalcidiscus macintyreiの存在,およびdiscoastersの不在によって特徴付けられ,CB2038胚胎地層は,房総半島に露出された黄和田層(下部更新世)下部の大原層に対応することを示唆している。CB2038と相関する可能性のある候補は,ガラス片と重鉱物組成(角閃石>斜輝石)形態の類似性から,大原層のOh16A,B,および貴和田層最下部のKd48.2,Kd48.1,Kd48およびKd40である。これらテフラ層中で,Kd48は,屈折率およびガラス片主成分と微量元素組成に基づき,CB2038と相関する最有力候補と考えられる。東京湾近くの深部地下から同定されたKd48は,東京首都圏周辺の基盤地層の地下層序に大きく寄与している。(翻訳著者抄録)
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火山地質学一般  ,  第四紀 
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