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J-GLOBAL ID:202002243252485332   整理番号:20A1331398

劣化アスファルトに対する水熱分解の回復効果

Recovering Effect of Hydrothermal Decomposition on Aged Bitumen
著者 (3件):
資料名:
巻: 63  号:ページ: 79-88(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: U1441A  ISSN: 1349-273X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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近年,高温高圧水技術(以下,水熱分解法)が様々な分野で利用されており,アスファルトの回収技術への応用も提案されている。本研究では,物理的性状,化学的性状および動的粘弾性状から,劣化したアスファルトに対する水熱分解の回復効果を確認した。その結果,まず反応温度350~360 °C,反応時間15分程度の水熱分解後のアスファルトは,針入度,軟化点,伸度の物理的性状において,大きな回復効果を示した。また,異なる構成成分比率のアスファルトにおいても,水熱分解法により物理的性状が同程度の回復傾向を示した。次に,化学的性状において水熱分解後のアスファルトは,水熱分解法の有する溶媒,熱分解,加水分解の相互作用により,劣化により蓄積した高分子が低分子化し,従来の再生方法では減少しなかった酸化度合いの減少が確認された。さらに,動的粘弾性状において,水熱分解後のアスファルトは,疲労ひび割れ抵抗性および耐流動性が新規アスファルトと比較して向上しており,再生加熱アスファルト混合物への利用の可能性を示唆した。(著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (2件):
分類
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有機質材料  ,  各種石油製品及びその製造一般 
引用文献 (34件):
  • 1) Ministry of Land, Infrastructure, “Transport and Tourism, Road Statistics Annual Report 2018,” (2018).
  • 国土交通省,”道路統計年報2018,” (2018) .
  • 2) Japan Asphalt Mixture Association, “Asphalt Mixture Material Statistics Annual Report 2017,” (2017).
  • 一般財団法人日本アスファルト合材協会,”アスファルト合材統計年報 平成29年度,” (2017) .
  • 3) Kanou, T., Akiba, S., Kanou, Y., Yuzawa, S., Tayu, F., J. Jpn. Soc. Civil Eng., 71, (3), I-73 (2015).
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