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J-GLOBAL ID:202002243271934945   整理番号:20A0491677

ベトナム,Kontum地塊,Kannak複合岩体中の超高温変成岩からのジルコンのその場測定U-Pb同位体分析及びREE分析

In-situ U-Pb isotope and REE analyses for zircons from ultrahigh temperature metamorphic rocks in the Kannak Complex, Kontum Massif, Vietnam.
著者 (5件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 1-9 (WEB ONLY)  発行年: 2019年12月31日 
JST資料番号: U1288A  ISSN: 2433-2453  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ベトナム,Kontum地塊,Kannak複合岩体西部の2つの泥質グラニュライト(コランダム-スピネル含有ザクロ石-菫青石-珪線石グラニュライト及びザクロ石-スピネル-菫青石グラニュライト)からのジルコンを,レーザアブレーション誘導結合プラズマ質量分析により,その場測定U-Pb同位体年代測定および希土類元素(REE)化学について,鉱物組織的観点と併せて解析した。その結果として,ジルコンの産状,その内部組織,U-Pb年代,及びREE特性の間の相関は,ペルム紀-三畳紀(230-260Ma)の間の超高温イベントの存在を明確にし,その年代を変成過程と結びつけた。大陸衝突に関係しているピーク時変成作用の時期は,ザクロ石-スピネル-菫青石グラニュライトからのザクロ石中のジルコン包有物,及び近在するコランダム-スピネル含有ザクロ石-菫青石-珪線石グラニュライトからの菫青石-スピネルシンプレクタイトの証拠によって,約250~260Maの間であると制約される。これらのジルコンのREEパターンは,それぞれ正の緩傾斜及び急傾斜の重REE(HREE)の富化を示す。約230Maという最も若い年代群は,緑泥石や白雲母のような二次鉱物と接するかもしくはそれに含有されているジルコンから得られており,これは,隆起削剥時における後期の強い水和イベントの時期に対応する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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変成岩  ,  年代測定 

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