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J-GLOBAL ID:202002243319425314   整理番号:20A0271929

ナイルティラピア(Oreochromis niloticus)における血漿成長ホルモン測定のための時間分解蛍光免疫測定法の開発【JST・京大機械翻訳】

Development of a time-resolved fluoroimmunoassay for measuring plasma growth hormone in Nile tilapia (Oreochromis niloticus)
著者 (6件):
資料名:
巻: 287  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: A0844B  ISSN: 0016-6480  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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成長ホルモンは下垂体から分泌されるホルモンであり,成長,発達及び代謝のような大部分の主要な生理学的過程の調節に関与する。従って,ティラピア血清Ghレベルの検出には正確で高感度な検出法が必要である。ファージディスプレイ技術は抗体フラグメントの発現に広く使われており,抗体のフラグメントはファージ蛋白質との融合として発現され,容易なスクリーニングのためファージ表面上に表示される。時間分解蛍光免疫測定法(TRFIA)は,約20年前に開発された微量分析法であり,最も敏感な分析技術の1つである。特別なランタニドの使用によって,検出バックグラウンドを区別することができて,それは検出の感度を大いに改良することができた。本報告では,組換え型Ghで免疫化したウサギのリンパ球からV_HとV_L DNAフラグメントをクローン化し,リンカーでそれらを組み立てて,単一鎖可変フラグメント(scFv)遺伝子プールを形成した。ファージディスプレイ技術を用いて,ティラピアGhに特異的に結合する蛋白質をコードするプールからscFv DNAフラグメントを分離した。次に,ティラピアにおける血漿Ghを測定するために,Eu-DTTAに基づくTRFIAを確立した。二重抗体サンドイッチGh-TRFIAの感度は0.225ng/mlであり,標準曲線の線形範囲は0.225~250ng/mlであった。変動係数(CV)はそれぞれ<9.1および<4.5%であった。1μg/ml組換えティラピアソマトラクチン(rtSl),プロラクチン(rtPrl)および甲状腺刺激ホルモンβサブユニット(rtTshb)の交差反応性(CRs)は,それぞれ0.042%,0.472%および0.036%であった。直接競合Gh-TRFIAの感度は0.208ng/mlであり,標準曲線の直線範囲は0.208~500ng/mlであった。分析内および分析間CVは,それぞれ<4.8および<7.1%であった。1μg/mlのrtSl,rtPrlおよびrtTshbのCRは,それぞれ0.041%,0.079%および0.073%であった。結論として,Gh-TRFIAは,血漿Ghの定量のための安全な(放射性同位体に関する懸念がない),経済的で効率的な検出法である。したがって,抗体スクリーニングのためのファージディスプレイ技術の応用とティラピアGh検出のためのTRFIAの利用は,魚類内分泌学の分野における研究に役立つ。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
脳下垂体ホルモン  ,  遺伝子発現 

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