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J-GLOBAL ID:202002243349886001   整理番号:20A2513617

家族性片麻痺性片頭痛2と関連した突然変異を有するトランスジェニックマウスにおける皮質拡延性抑制とc-Fos発現の特徴【JST・京大機械翻訳】

Characteristics of cortical spreading depression and c-Fos expression in transgenic mice having a mutation associated with familial hemiplegic migraine 2
著者 (12件):
資料名:
巻: 40  号: 11  ページ: 1177-1190  発行年: 2020年 
JST資料番号: A1434A  ISSN: 0333-1024  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景:皮質拡大鬱病は片頭痛の根底にある機構であると考えられる。2006年に,ATP1A2エキソン15における点突然変異E700Kを有する3つの親族は,auraの複雑な形を特徴とする家族性片麻痺片頭痛2と診断された。ここでは,Atp1a2オルソログ遺伝子におけるヒトE700K変異を有するトランスジェニックマウスモデルを作成した。【目的】Atp1a2におけるE700K突然変異を有するマウスモデルにおける皮質拡散抑制の特徴を研究する。【方法】皮質拡散抑制は,C57BL/6J-Tg(Atp1a2*E700K)9151Kwkマウス(Tg,両性)および対応する野生型動物にKCl濃度または電気刺激強度の段階的増加を適用することにより誘発された。ウレタン麻酔下で,皮質伸展抑制に対する反応性と閾値を調べ,c-Fos発現の分布,神経活性マーカーを免疫組織化学的に測定した。結果:全体的に,Tgマウスは,野生型動物より,有意に速い伝播速度(p<0.01)およびより長い半値全幅(p<0.01)を示し,直流電位偏向からより遅い回復を示した。皮質伸展抑制閾値はTgにおいて低く,特に女性においてc-Fos陽性細胞は同側体性感覚皮質,梨状皮質,扁桃体および線条体において有意に増加した(各p<0.05対対側)。c-Fos陽性細胞の数は,野生型動物と比較してTgの同側扁桃体で有意に高かった(p<0.01)。【結論】皮質拡散抑制の効果は,野生型動物よりE700Kトランスジェニックマウスで大きい可能性があるが,皮質伸展抑制の閾値は,ほとんど変化を示さない。扁桃体におけるより高いc-Fos発現は,Tgにおける辺縁系の変化を示し,家族性片麻痺片頭痛2患者における皮質伸展低下と扁桃体連結性の間の結合の増強を示唆する。Copyright International Headache Society 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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神経系の疾患 
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