文献
J-GLOBAL ID:202002243427005279   整理番号:20A0837789

ポリエチレングリコールと疎水性鎖を有するポリアミドアミンデンドリマと金ナノロッドの錯体生成による光熱化学療法ナノハイブリッドの調製【JST・京大機械翻訳】

Preparation of photothermal-chemotherapy nanohybrids by complexation of gold nanorods with polyamidoamine dendrimers having poly(ethylene glycol) and hydrophobic chains
著者 (4件):
資料名:
巻:号: 14  ページ: 2826-2833  発行年: 2020年 
JST資料番号: W2382A  ISSN: 2050-750X  CODEN: JMCBDV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
抗癌剤とレーザー温熱療法の併用は,副作用の少ない効率的な癌治療につながる可能性がある。本研究では,抗腫瘍薬負荷機能性デンドリマーと光応答性金ナノロッドを組み合わせて,近赤外レーザ照射下で抗腫瘍薬送達とそれに続く熱発生を提供できるナノハイブリッドを作製した。縮合反応を用いてポリ(エチレングリコール)修飾ポリアミドアミンデンドリマをカルボキシル化金ナノロッド表面に共役させた。オレオイル基をデンドリマに組み込み,薬物負荷容量を改善した。ドキソルビシン負荷容量は,ナノハイブリッドにおけるデンドリマへのオレオイル鎖の取り込みにより改善され,抗癌剤とナノハイブリッド間の疎水性相互作用の増加を示した。ナノハイブリッドは近赤外レーザ照射下で熱発生特性を示した。それらは,経時的に抗癌剤を放出した。ドキソルビシン負荷ナノハイブリッドとレーザ照射の組合せは,レーザを使用しないレーザと薬物負荷ナノハイブリッドを用いたナノハイブリッドのそれよりも著しく優れた細胞毒性を示した。担癌マウスへのナノハイブリッドの静脈内または腫瘍内注入後,レーザ照射下で腫瘍部位で急激な温度上昇が観察された。特に,腫瘍内に注入したドキソルビシン負荷ナノハイブリッドは,レーザ照射下でほぼ完全な腫瘍成長抑制を示した。結果は,機能性デンドリマ-金ナノロッドナノハイブリッドが,効果的な癌治療を支援するために,抗癌剤と熱アブレーションの相乗効果を達成するための多機能性ナノ材料として有望であることを示す。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようのその他の治療法  ,  製剤一般  ,  腫ようの薬物療法 

前のページに戻る