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J-GLOBAL ID:202002243540292343   整理番号:20A1551727

ワサビクダアザミウマ(アザミウマ類:クダアザミウマ科)の防除に対する化学的生物学的殺虫剤および捕虫網の宿主植物適合性および有効性の評価

Evaluation of host plant suitability and efficacy of chemical and biological insecticides and insect nets for controlling Liothrips wasabiae (Thysanoptera:Phlaeothripidae)
著者 (9件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 309-317  発行年: 2020年08月 
JST資料番号: F0555A  ISSN: 0003-6862  CODEN: APEZAW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ワサビクダアザミウマLiothrips wababiae Haga & Okajima(アザミウマ類:クダアザミウマ科)は,ワサビ(Eutrema japonicum syn.Wasabia japonica)に寄生する重要害虫であるが,効果的な防除方法はまだ十分ではない。それゆえ,ワサビクダアザミウマの宿主域およびそれに対する化学的生物学的殺虫剤と物理的防除法(捕虫網)の有効性を検討した。成虫アザミウマは0.3mmメッシュのネットを通過できなかったが,0.4mmメッシュのネットを通過できた。カラシナ(Brassica juncea),ルッコラ(Eruca vesicaria)およびダイコン(Raphanus sativus)で飼育した成虫の寿命は,水のみで飼育した成虫(対照)と比較して有意に長かった。摂食がより長かった宿主植物においては,成虫の寿命はより長い傾向があった。殺虫剤ジノテフラン,ニテンピラム,エチプロール,およびBeauveria bassiana乳剤は,ワサビクダアザミウマの高い死亡率をもたらした。対照的に,B.bassiana水和剤およびピメトロジンの死亡率は比較的低かった。侵入を抑制するための昆虫ネットの最適メッシュサイズ,長期生存のための適切な宿主,およびワサビクダアザミウマを防除するための殺虫剤の有効性を明らかにした。これらの結果は,ワサビクダアザミウマの拡大を制限し,個体群密度を管理する方法の開発に寄与するものと考えた。Copyright The Japanese Society of Applied Entomology and Zoology 2020. corrected publication 2020 Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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昆虫・ダニによる植物被害  ,  植物の病虫害防除一般 
物質索引 (4件):
物質索引
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