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J-GLOBAL ID：202002243650281567   整理番号：20A1007626

銅中の錯体[111]傾斜粒界におけるタンタルおよびジルコニウム誘起構造転移【JST・京大機械翻訳】

Tantalum and zirconium induced structural transitions at complex [111] tilt grain boundaries in copper

著者 (5件)： Meiners T. (Max-Planck-Institute for Iron Research GmbH Germany) ,  Duarte J.M. (Max-Planck-Institute for Iron Research GmbH Germany) ,  Richter G. (Max-Planck-Institute for Intelligent Systems Germany) ,  Dehm G. (Max-Planck-Institute for Iron Research GmbH Germany) ,  Liebscher C.H. (Max-Planck-Institute for Iron Research GmbH Germany)
資料名： Acta Materialia  (Acta Materialia)
巻： 190  ページ： 93-104  発行年： 2020年 
JST資料番号： A0316A  ISSN： 1359-6454  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： タンタル(Ta)とジルコニウム(Zr)のような非混和性元素による合金化ナノ結晶銅(Cu)は,結晶粒界特性を操作し,高温での粒成長を抑制する有望な技術である。しかし,粒界に及ぼす不純物元素の影響に関する原子論的起源に関する洞察は不足している。本研究では,Cu中の[111]傾斜粒界に及ぼすTaとZrの原子論的効果を高分解能走査透過型電子顕微鏡法により調べた。Taの場合には,結晶粒界近傍の球状,ナノスケール析出物の形成が観察されたが,偏析の徴候は観察されなかった。粒子は移動境界に反発力を誘起し,局所ピン止め点として作用する。Zrの偏析は,拘束された粒界ステップまたはステップのない境界に沿って均一に起こることが観察された。両方の場合において,欠陥または粒界構造の強い無秩序化が明らかになった。さらに,低いZr濃度では,それは構造的粒界遷移と粒界構造単位の部分的原子再秩序化を誘起する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 結晶成長 ,  *結晶粒界 ,  高温 ,  析出物 ,  不純物 ,  偏析 ,  *ジルコニウム ,  *タンタル ,  *銅 ,  斥力 ,  *構造相転移 ,  ピン止め ,  高分解能 ,  透過型電子顕微鏡
準シソーラス用語： ナノスケール , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 粒界 ,  原子構造 ,  透過型電子顕微鏡 ,  構造転移 ,  粒界ピン止め

分類 (2件)： その他の金属組織学  (WB01040Y) ,  機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (7件)： 銅 ,  錯体 ,  粒界 ,  タンタル ,  ジルコニウム ,  誘起 ,  構造転移