文献
J-GLOBAL ID:202002243678232004   整理番号:20A0670970

Ultisolにおけるトウモロコシの成長と窒素利用効率に及ぼす土壌酸性化の影響【JST・京大機械翻訳】

Effect of soil acidification on the growth and nitrogen use efficiency of maize in Ultisols
著者 (12件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 1435-1445  発行年: 2020年 
JST資料番号: W4666A  ISSN: 1439-0108  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
目的:アルティソルにおけるトウモロコシによる成長と窒素(N)取り込みに対する土壌酸性化の影響を調べること。材料と方法:第四紀赤色土から得られた粘土アルティソルと三次赤色砂岩から得られた砂質アルティソルを本研究で使用した。ポット試験を,異なるpH値に酸性化した2つのUltisolで生育するトウモロコシを用いて行った。土壌と植物の間のN肥料の分布を調査するために,10.11%の15N豊度を有する尿素を用いた。植物及び土壌試料中の全N含量及び15N豊度を元素分析-同位体質量分析により測定した。結果と考察:それぞれ,4.8と5.0の臨界土壌pHが,粘土と砂質アルティソルで成長するトウモロコシで観察された。重要な土壌pHの下で,土壌pHの増加はトウモロコシの高さとトウモロコシのシュートと根の収量を有意に増加させたが(両方のP<0.05),土壌pHの変化は両方のUltisolにおける臨界土壌pH以上のトウモロコシ成長に有意な影響を示さなかった。砂質アルティソルで成長するトウモロコシは,粘土アルティソルより土壌pHの変化に敏感であった。両UltisolにおけるpHの増加は,トウモロコシにおけるN蓄積,トウモロコシにおける肥料から誘導されたN,生理学的N利用効率,およびトウモロコシによるN利用効率(NUE)を増加させた。土壌pHの変化は,上記と比較して,臨界土壌pH以下のこれらのパラメータに大きな影響を及ぼした。土壌pHの変化は,トウモロコシにおけるN蓄積,トウモロコシにおける肥料から誘導されたN,および粘土Ultisolにおけるよりも砂質UltisolにおけるNUEにおいて,より大きな影響を持っていた。NUEはpH6.0で24.4%増加し,粘土UltisolのpH4.0と比較して,pH5.0のNUEは砂質UltisolのpH4.0の4.8倍であった。土壌pHの増加は,トウモロコシ/土壌残渣NにおけるN蓄積の比率を増加させ,両方のUltisolからの肥料Nの潜在的損失を減少させた。結論:土壌酸性化はトウモロコシ成長を阻害し,トウモロコシによるN取り込みを減少させ,NUEを減少させた。作物に対する臨界値以上の酸性土壌の土壌pHを維持することは,酸性土壌における持続可能な食品生産に実用的に重要である。Copyright Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature 2019 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
土壌生物  ,  トウモロコシ  ,  ごみ処理  ,  土壌化学  ,  施肥法・肥効 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る