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J-GLOBAL ID:202002243804821968   整理番号:20A1230838

硝酸銀水溶液のヨウ素・有機ヨウ素除去特性について基礎検討

Evaluation of the Removal Properties of Iodine and Organic Iodide by a AgNO3 Solution
著者 (3件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 16-23(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: L4596A  ISSN: 1347-2879  CODEN: JNSTAX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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過酷事故時に原子力発電所の格納容器に過剰圧力と温度を加えると,格納容器の損傷と環境への放射性物質の放出が予想される。排気システムに設置されたフィルタ封じ格納容器システム(FCV)は,多段フィルタの使用により放射性物質の放出を低減する。実際のFCVにおいて,放射性ヨウ素(I2)を捕捉するために,いくつかのタイプのアルカリ溶液をスクラビング段階で用いられる。アルカリ溶液によりCH3Iを除去することは困難なので,スクラビング段階の下流に設置した銀ゼオライトのような分子ふるいを用いて,有機ヨウ化物(CH3I)を捕捉した。硝酸銀水溶液(AgNO3aq.)はヨウ素に対して反応性が強い;したがって,AgNO3aq.を用いることにより,スクラビング段階における有機ヨウ化物の除去が期待できる。著者らは,大気温度と圧力における小規模なプールスクラビング(内径:300mm)試験セクションを用いて,AgNO3aq.によるヨウ素と有機ヨウ化物の除去特性の基本的評価を行った。小規模試験結果は,AgNO3aq.が水酸化ナトリウム水溶液(NaOHaq.)と同じI2除去性能を有することを示した。さらに,プールスクラビング試験の結果は,50以上のCH3I除染係数(DF)が,AgNO3濃度≧10wt%および冠水≧1.14mの条件下で期待できることを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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環境の汚染及び防止  ,  放射性廃棄物 
引用文献 (12件):
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