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J-GLOBAL ID:202002243850492086   整理番号:20A0023455

気圧パターンの統計ダウンスケーリングから見た九州地方の降水出現率

Precipitation Rate in the Kyushu Region from Statistical Downscaling of Pressure Pattern
著者 (2件):
資料名:
号: 54  ページ: 103-121 (WEB ONLY)  発行年: 2019年 
JST資料番号: U1794A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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地球温暖化研究での利用のための,海面気圧(SLP)パターンから地域降水パターンを再現するための統計的ダウンスケーリングモデルを構築するために,九州地域における冬季降水の特徴を東アジアの圧力パターンに関連して解析した。主成分分析は6時間毎に収集したSLPデータについて行い,主成分スコアを用いて主成分空間でクラスタ分析を行った。得られた各海面気圧パターンについて,各降水量の閾値(すなわち,主に1~5mm,1mm増分)について,九州地域の各AMeDASとSDP(地表日データ観測点)観測点において降水量を計算し,降水パターンの地域特性を調べた。1)低気圧が日本に近づく場合(Gp.HLa.Dec)の場合,九州の山岳地帯の東側で降水量が高くなり,西側で低くなる。2)2つの低気圧の影響下にあり,日本が典型的な冬型の気圧配置に進行する低気圧領域(Gp.Dec)になると,大分県と宮崎県をのぞく地域における降水量が高い。3)低気圧が日本の南海岸を通過する(Gp.Lb.Dec)と,降水量は九州の山岳地帯の北西側で高く,南東側と長崎県で低い。4)典型的な冬季の気圧配置パターン(Gp.SAd Jan)の場合,九州の山岳地帯の東側,厳原,有明海沿岸,内陸部において降水率は低い。九州地区をこの研究では検討しているが,この統計的ダウンスケーリング技術は日本全体に適用できる。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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局地循環,気流 

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