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J-GLOBAL ID:202002243923266058   整理番号:20A1527729

双性イオン性ポリペプチド:セルロース結晶に対する化学酵素的合成とゆるみ機能【JST・京大機械翻訳】

Zwitterionic Polypeptides: Chemoenzymatic Synthesis and Loosening Function for Cellulose Crystals
著者 (5件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 1785-1794  発行年: 2020年 
JST資料番号: W1325A  ISSN: 1525-7797  CODEN: BOMAF6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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セルロースと効率的に相互作用する双性イオン構造を含むGlyHisGly反復配列を有するポリペプチドを,セルロース結晶の解離のために合成した。GlyHisGly配列を有するポリペプチドを化学酵素的重合により合成し,His残基の後官能化を行い側鎖にイミダゾリウム酪酸を与えた。得られた双性イオンポリペプチドは,条件が穏和で,ポリペプチドの濃度が1~2mg・mL-1と低くても,効果的に,ツニカセルロースナノ結晶の束を解離した。ポリペプチド処理は培養植物細胞の細胞壁の形態にも影響し,セルロースミクロフィブリルネットワークと非晶質多糖類層は原子間力顕微鏡(AFM)により解離した。双性イオンポリペプチド処理はセルロースナノ結晶の結晶構造を変化させなかった。AFMを用いた力曲線測定によるセルロースナノ結晶の機械的性質の解析は,セルロースナノ結晶の弾性率が双性イオンポリペプチドによる処理後に増加し,セルロースナノ結晶の非晶質部分がポリペプチドとの相互作用によって除去されたことを示した。セルロースネットワークの解離を可能にするポリペプチドの濃度において,双性イオンポリペプチドは植物細胞に対して無視できる細胞毒性を示した。本研究で開発したセルロースミクロフィブリル/ナノ結晶の緩やかな非細胞毒性技術は,高分子化学,材料科学,および植物バイオテクノロジーの観点から,セルロースの改質のために大きな意義を持つ。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
分類
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多糖類 

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