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J-GLOBAL ID:202002243936949608   整理番号:20A1909598

アルミナ粒子に強く吸着したナイロン6の界面相

Interfacial phase of nylon 6 strongly adsorbed on alumina particles
著者 (3件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 1121-1127  発行年: 2020年09月 
JST資料番号: F0612A  ISSN: 0032-3896  CODEN: POLJB8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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アルミナの重量分率が高い(30~70%)複合材料のアルミナナノ粒子とナイロン6の界面相構造を,X線回折測定,赤外分光法,および示差走査熱量測定により研究した。融解および結晶化温度はアルミナナノ粒子の添加により低下した。複合材料の赤外スペクトルの変化により,アルミナナノ粒子がそれらの界面でナイロン6の水素結合を強化することを示唆した。複合材料を,ナイロン6の良溶媒であるギ酸に分散させ,遠心分離により沈殿物を回収した。赤外スペクトルと熱重量分析の結果により,ギ酸で洗浄後でも,沈殿物中にナイロン6が存在することを示唆した。これらの結果から,ナイロン6がアルミナナノ粒子に強く吸着した界面相の存在が判明し,その結晶化挙動と水素結合により生成した構造は界面相互作用の影響を受けた。ナイロン6と多量のアルミナナノ粒子の複合材料を調製し,アルミナとの界面でのナイロン6を調べた。ゆっくりと冷却した試料の加熱と冷却により得たDSC曲線により,融解と結晶化温度の低下が判明した。融解エンタルピーとXRDパターンから,アルミナの添加により結晶度が低下することが分かった。IRスペクトルにより,水素結合が界面で強化されたことを示唆した。Copyright The Society of Polymer Science, Japan 2020 Translated from English into Japanese by JST.
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