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J-GLOBAL ID:202002243984671399   整理番号:20A1922863

Shenfu注射はミトコンドリアアポトーシス阻害により敗血症誘発心筋損傷を予防する【JST・京大機械翻訳】

Shenfu injection prevents sepsis-induced myocardial injury by inhibiting mitochondrial apoptosis
著者 (7件):
資料名:
巻: 261  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: T0042A  ISSN: 0378-8741  CODEN: JETHDA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Shenfu注射(SFI)は,中国の敗血症性ショックの治療で広く使われるよく知られた漢方薬である。本研究の目的は,マウスにおける敗血症誘発心筋障害に対するSFIの保護作用を調べ,作用の根底にある機構を同定することである。72匹の雄C57/B6Jマウス(5~6週齢)をランダムに5群に分けた:対照(NC),偽敗血症(sham),敗血症(リポ多糖類-LPS),低用量SFIで治療した敗血症,および高用量SFIで治療した敗血症。Sepsisは,LPSの腹腔内投与によってマウスで誘発された。心筋組織標本を,LPS注射後6時間,12時間,24時間に異なる群から採取した。心筋傷害をヘマトキシリン-エオシン(H&E)とTUNEL染色を用いて調べた。すべての群でB細胞リンパ腫2(Bcl-2),BH3相互作用ドメイン死アゴニスト(Bid),切断Bid(t-Bid)およびカスパーゼ-9の蛋白質発現を測定するために,ウェスタンブロット分析を行った。さらに,心筋細胞のミトコンドリアの構造変化も透過型電子顕微鏡で観察した。HE染色は,敗血症(LPS)群における心筋組織における構造的損傷,局所壊死,間質性浮腫,炎症細胞浸潤および液胞変化を明らかにした。ほとんど完全な心筋組織は,間質浮腫と炎症性細胞浸潤の改善を伴う高用量SFI群で観察された。LPS誘発心筋細胞アポトーシスは敗血症(LPS)群と比較して高用量SFIで有意に改善した(P<0.05)。LPSはBcl-2の蛋白質発現を減少させ,Bid,t-Bidおよびカスパーゼ-9のレベルを増加させた。SFIによる治療は,LPS群と比較して,Bcl-2蛋白質発現を有意に増加し(P<0.05),Bid,t-Bidおよびカスパーゼ-9の蛋白質発現を減少させた(P<0.05)。部分的空胞化を伴う著しい膨潤心筋ミトコンドリアがLPS処理マウスで観察され,一方SFI処理はミトコンドリアのLPS誘導形態学的損傷を有意に改善することを見出した。結論として,SFIは心筋アポトーシスの抑制を介し,マウスで敗血症が誘導する心筋傷害に対し保護することを示す。それはBcl-2の蛋白質発現をアップレギュレートし,Bid,t-Bidおよびカスパーゼ-9の蛋白質発現をダウンレギュレートし,敗血症誘発ミトコンドリア損傷を軽減する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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感染症・寄生虫症一般  ,  循環系の基礎医学 

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