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J-GLOBAL ID：202002244046705322   整理番号：20A2116669

相対論的電子構造の多重項理論の考察と数値計算への応用

Multiplet theory on relativistic electronic structure and its application to numerical calculations

著者 (1件)： 山上浩志 (京都産大 理)
資料名： 京都産業大学総合学術研究所所報
号： 15  ページ： 145-161  発行年： 2020年09月30日 
JST資料番号： L5721A  ISSN： 1348-8465  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： この研究ノートは,相対論的Dirac-Hartree-Fock方程式のjj結合状態における配置エネルギーを第一原理的に決定するために必要な多重項理論とその数値計算の方法をまとめたものである。多電子系の結合状態における反対称波動関数は,角運動量の合成からn電子系とn-1電子系の関係をもつ分割近縁係数(cfp)で表すことができ,その具体的な計算方法を示す。cfpから派生した性質より,結合状態の相互作用エネルギーを導出する方法も詳細に説明する。(著者抄録)

シソーラス用語： *相対論的効果 ,  *電子構造 ,  *多重項 ,  *Dirac-Fock法 ,  数値計算 ,  反対称性 ,  波動関数 ,  角運動量 ,  e-e相互作用

分類 (1件)： 電子構造一般  (BM02010K)

タイトルに関連する用語 (5件)： 相対論的電子 ,  多重項 ,  理論 ,  数値計算 ,  応用