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J-GLOBAL ID:202002244215329221   整理番号:20A1044642

船舶の暴露甲板上の構造用接着結合継手の劣化

Degradation of structural adhesive bonding joints on ship exposure decks
著者 (6件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 510-519  発行年: 2020年 
JST資料番号: U1597A  ISSN: 0948-4280  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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船舶の暴露甲板上の接着結合層の劣化プロセスについて,引張せん断荷重下の接着結合継手試験片を用いた曝露試験により検討した。同劣化は接着剤層の剥離と変形により評価した。劣化は夏季に初生し,船舶の暴露部に設置した試験片の方が機関室(即ち非暴露部)におけるものより顕著であった。環境計測により,暴露部では夏季には平均温度が機関室と比較して同等,またはそれ以下を示す一方,毎日の最高表面温度は著しく上昇することが分かった。接着結合継手の劣化は,高温環境で相対的に急速に初生すると考えられる。このことは接着結合の耐久性には平均温度より最高温度の方が重要なファクターであることを示している。暴露試験後に行った引張試験により,劣化が接着剤層の端部から進んだことが分かった。また,外洋航行船舶の外表面温度を計測して温度条件について調べた結果,日本等の中緯度海域における船舶上より厳しい温度値が明らかになった。接着結合継手に対する設計温度は,暴露部については少なくとも70°Cと見積もられるべきである。Copyright The Japan Society of Naval Architects and Ocean Engineers (JASNAOE) 2019 Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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船舶構造・材料  ,  接着剤の性質・試験 
タイトルに関連する用語 (3件):
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