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J-GLOBAL ID：202002244234138357   整理番号：20A0449643

クラウジン-1はヒトパラインフルザウイルス2型の播種を阻害する【JST・京大機械翻訳】

Claudin-1 inhibits human parainfluenza virus type 2 dissemination

著者 (5件)： Yumine Natsuko (Department of Microbiology, School of Medicine, Wakayama Medical University, Wakayama, Japan) ,  Matsumoto Yusuke (Department of Microbiology, School of Medicine, Wakayama Medical University, Wakayama, Japan) ,  Ohta Keisuke (Department of Microbiology, School of Medicine, Wakayama Medical University, Wakayama, Japan) ,  Fukasawa Masayoshi (Department of Biochemistry and Cell Biology, National Institute of Infectious Diseases, Tokyo, Japan) ,  Nishio Machiko (Department of Microbiology, School of Medicine, Wakayama Medical University, Wakayama, Japan)
資料名： Virology  (Virology)
巻： 531  ページ： 93-99  発行年： 2019年 
JST資料番号： H0793A  ISSN： 0042-6822  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： タイトジャンクションは上皮細胞が呼吸器感染に対する自然免疫防御として作用する物理的障壁を形成することを可能にする。しかし,種々の呼吸器病原体を含むパラミキソウイルス感染におけるタイトジャンクション分子の関与は詳細に調べられていない。ヒトパラインフルエンザウイルス2型(hPIV2)は気道上皮細胞を感染させ,呼吸器疾患を引き起こす。本研究では,培養細胞のhPIV2感染がタイトジャンクションの必須成分であるクラウディン-1(CLDN1)の発現を誘導することを見出した。この誘導は,効率的なウイルス増殖を可能にするため,種々の宿主応答を調節するアクセサリー蛋白質,Vにより本質的に制限されるように思われた。CLDN1過剰発現およびノックアウト細胞系を生成することにより,CLDN1が細胞間接触を介してhPIV2の拡散の制限に関与することを示した。まとめると,著者らは,hPIV2播種に対する阻害因子であるCLDN1を同定し,そのV蛋白質がこれに対抗するように作用することを確認した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 上皮細胞 ,  *パラミキソウイルス ,  自然免疫 ,  培養細胞 ,  呼吸器感染症 ,  呼吸器疾患 ,  病原体 ,  呼吸器
準シソーラス用語： 過剰発現 ,  宿主免疫応答 ,  ウイルス増殖 ,  *クラウジン ,  気管支上皮細胞 ,  密着結合 ,  *クラウジン-1 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 密着結合 ,  クラウジン-1 ,  ヒトパラインフルザウイルス2型 ,  細胞間拡散 ,  V蛋白質

分類 (2件)： ウイルスの生化学  (EG04030F) ,  ウイルスの生理一般  (EG04041H)

タイトルに関連する用語 (3件)： クラウジン-1 ,  播種 ,  阻害