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J-GLOBAL ID：202002244325775906   整理番号：20A0955862

ティラピア頭部糖脂質はデキストラン硫酸ナトリウム誘発性大腸炎マウスにおける腸内細菌叢を調節することにより炎症を減少させる【JST・京大機械翻訳】

Tilapia head glycolipids reduce inflammation by regulating the gut microbiota in dextran sulphate sodium-induced colitis mice

著者 (8件)： Gu Zhipeng (Hainan Provincial Engineering Research Centre of Aquatic Resources Efficient Utilization in the South China Sea, China. [e-mail] [e-mail]) ,  Zhu Yujie ,  Jiang Shuaiming ,  Xia Guanghua ,  Li Chuan ,  Zhang Xueying ,  Zhang Jiachao ,  Shen Xuanri
資料名： Food & Function  (Food & Function)
巻： 11  号： 4  ページ： 3245-3255  発行年： 2020年 
JST資料番号： W2339A  ISSN： 2042-6496  CODEN： FFOUAI  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,デキストラン硫酸ナトリウム(DSS)により誘導された炎症性腸疾患(IBD)を有する雄性C57BL/6マウスに対するティラピア頭部糖脂質(TH-GL)の影響とスルファサラジンと比較した腸内微生物相の変化を評価した。マウスに3%(w/v)DSSを経口投与し,7日間,TH-GLまたはスルファサラジンによる薬物治療を行った。治療後,肉眼的大腸炎症状,腸上皮バリア機能,炎症性サイトカイン,および腸内微生物相ホメオスタシスを評価した。さらなる研究はTH-GLとスルファサラジンが腸内微生物相構造に異なる影響を示すことを示した。スルファサラジンとTH-GLの両方は,ガンマプロテオバクテリアと腸内細菌科のDSS誘導濃縮を減少させた。しかし,TH-GLsはスルファサラジンと対照的にAkkermansia,Prevotellaceae,Oscillospira,Allobaculum,Bifidobacterium,およびCoprococcusの濃縮において選択的増加を有し,Dorea,Turicibacter,Bacteroides,Coprobacillus,Mucispirillum,およびDehalobacteriumの濃縮を選択的に増加させた。加えて,TH-GLとスルファサラジンの両方は体重減少を軽減し,免疫器官指標を増加させたが,炎症性サイトカインと抗炎症性サイトカインの間のバランスを維持した。結果は,TH-GLが,有害な腸内微生物相の存在量を減少させ,プロバイオティック腸内微生物相の存在量を強化することにより,マウスにおけるDSS誘導IBDを軽減することを示す。したがって,TH-GLが腸内微生物相を通して炎症を阻害する機構はスルファサラジンのそれとは異なる。したがって,TH-GLsは,結腸炎症および関連疾患の治療のための潜在的プレバイオティクスとして立っている。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *炎症 ,  *大腸 ,  薬物療法 ,  ホメオスタシス ,  腸内微生物 ,  腸内細菌科 ,  *大腸炎 ,  *ティラピア ,  結腸炎 ,  プロバイオティクス ,  炎症性サイトカイン
準シソーラス用語： 炎症性腸疾患 ,  *デキストラン硫酸ナトリウム ,  バリア機能 ,  腸上皮 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 食品の化学・栄養価  (FJ01020J)

タイトルに関連する用語 (9件)： ティラピア ,  頭部 ,  糖脂質 ,  デキストラン硫酸ナトリウム ,  大腸炎 ,  マウス ,  腸内細菌叢 ,  調節 ,  炎症