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J-GLOBAL ID：202002244397060141   整理番号：20A1723503

ボルト締めフランジ締結体のシール性能に及ぼす限界ナット高さと二面幅の評価

Evaluation of Marginal Nut Height and Width on Sealing Performance of Bolted Flange Joints

著者 (3件)： 菊池務 (出光興産(株)) ,  辻裕一 (東京電機大学) ,  鶴見大地 (東京電機大学大学院)
資料名： 圧力技術  (Journal of High Pressure Institute of Japan)
巻： 58  号： 2  ページ： 101-109(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： S0913A  ISSN： 0387-0154  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ボルト締めフランジ継手の損傷評価(および解析)において,密封性能の低減を評価することが重要である。Alexander理論により見出された限界ナット高さは,標準ナット高さよりも約20%小さい値で機能を果たすが,追跡記録と経験では20%以上薄肉化しても,漏洩は生じない。本研究では,FEM計算を用いて内部圧力下の3インチボルト締めフランジ継手の密封性能に及ぼす腐食によるナット薄肉化の影響を調べた。ボルト解体荷重とナットの高さと幅の間の関係を得て,密封性能のための限界ナット高さと幅を計算した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： ボルト継手 ,  *フランジ継手 ,  *気密性 ,  有限要素法 ,  ナット ,  高さ ,  幅 ,  *応力解析 ,  力 ,  締付力 ,  *解析
準シソーラス用語： 薄肉化

著者キーワード (4件)： フランジ継手 ,  ボルト継手 ,  ナッツの間伐 ,  FEM

分類 (1件)： ファスナ類,締付,し緩,継手  (QB01090V)

引用文献 (16件)：

• 1) Alexander, E. M.; “Analysis and Design of Threaded Assemblies”,SAE Technical papers No.770420, (1977).
• 2) 萩原 正弥, 伊藤 修二, 近藤 伸一; “ボルト・ナット結合体の負荷特性-ステアケース法による限界ナット高さ及ぼす影響-”,日本ねじ研究協会誌, Vol.27, No.12, pp.251-256, (1996).
• 3) 日本ねじ研究協会出版委員会編; “新版 ねじ締結ガイドブック”, (2004).
• 4) 菊池 務, 人見 光夫, 澤 俊行, 大宮裕也; “ナットの減肉が内圧を受けるフランジ締結体の強度と密封性能に及ぼす影響”, 圧力技術, Vol.48, No.3, pp122-131, (2010).
• 5) Tsutomu Kikuchi, Yuya Omiya, Toshiyuki Sawa; “Effects of Nut Thinning due to Corrosion on the Strength Characteristics and the Sealing Performance of Bolted Flange Joints Under Internal Pressure”, PVP 2011-57445, (2011).

タイトルに関連する用語 (7件)： ボルト締め ,  フランジ ,  締結体 ,  シール性能 ,  限界 ,  ナット ,  評価