文献

J-GLOBAL ID：202002244564114016   整理番号：20A0786870

黄色ブドウ球菌角膜炎におけるスタホパインAの役割【JST・京大機械翻訳】

The role of staphopain a in Staphylococcus aureus keratitis

著者 (5件)： Hume Emma BH. (School of Optometry and Vision Science, The University of New South Wales, UNSW, Sydney, NSW, 2052, Australia) ,  Cole Nerida (School of Optometry and Vision Science, The University of New South Wales, UNSW, Sydney, NSW, 2052, Australia) ,  Khan Shamila (School of Optometry and Vision Science, The University of New South Wales, UNSW, Sydney, NSW, 2052, Australia) ,  Walsh Bradley J. (Minomic International Ltd, Macquarie Park, NSW, 2113, Australia) ,  Willcox Mark DP. (School of Optometry and Vision Science, The University of New South Wales, UNSW, Sydney, NSW, 2052, Australia)
資料名： Experimental Eye Research  (Experimental Eye Research)
巻： 193  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： E0658B  ISSN： 0014-4835  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 黄色ぶどう球菌は,微生物角膜炎の症例からの一般的細菌分離株である。この疾患の間の病原性に寄与する病原性因子は完全には解明されていない。本研究の目的は,角膜の病原性に及ぼす細胞外プロテアーゼStaphopain Aの影響を調べることであった。角膜炎の間に高い病理学的スコアを与える1つのStaph38とより少ない毒性株ATCC8325-4の2つの株を用いた。フィブロネクチン被覆ガラスまたはPMMAに対する株の接着に及ぼす一般的または特異的プロテアーゼ阻害剤によるStaphopainの阻害の影響を測定した。これに続いて,角膜上皮細胞への接着と侵入に対する細菌の能力に対するStaphopain Aの影響を分析した。最終的に,角膜炎のマウスモデルにおける病因に及ぼすStaphopain Aの阻害の影響を研究した。Staphopain Aは,フィブロネクチン被覆基層に対する株の接着を増加させ,Staphopain Aの阻害は接着を減少させた。スタホスタチンAによるスタホパインAの阻害は,Saur38株に対してヒト角膜上皮細胞への結合と浸潤の両方を15倍有意に減少させた。Staphopain Aの阻害は黄色ぶどう球菌角膜炎に関連した病理を有意に減少させ,細菌の感染数を1.8x10~5から<1x10~4細胞/角膜(p≦0.001)に減少させ,角膜病理スコアを有意に低下させ(p≦0.038),浸潤PMNの数を減少させた。本研究は,スタチン結合を増加させることによる角膜細胞の接着と浸潤を増加させ,その阻害が角膜炎の間のS.aureusの病原性に有意な影響を及ぼすことを示している。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ポリメタクリル酸メチル ,  被覆 ,  細菌 ,  浸潤 ,  *角膜 ,  ヒト ,  *黄色ぶどう球菌 ,  病原性 ,  ペプチド結合ヒドロラーゼ ,  プロテイナーゼ阻害剤 ,  *角膜炎 ,  フィブロネクチン ,  病理 ,  病因
準シソーラス用語： 角膜上皮細胞 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 感染症・寄生虫症一般  (GD01010H)

タイトルに関連する用語 (3件)： 黄色ブドウ球菌 ,  角膜炎 ,  役割