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J-GLOBAL ID:202002244712489082   整理番号:20A2056239

過渡的な粗い領域中の不規則な粗面をわたる乱流のスケーリングに関して

On the scaling of turbulence over an irregular rough surface in a transitionally rough regime
著者 (3件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: JTST0015(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: U0023A  ISSN: 1880-5566  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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本論文においては,実際の粗面をわたる過渡的に粗い乱流の特性を調べている。著者らの研究において,走査された海洋塗装粗面についての高分解能ラージエディシミュレーションを実施し,摩擦Reynolds数および粗さReynolds数(内部スケール化した粗さ高さ)を系統的に変化させた。粗面から離れると,平均速度およびReynolds応力は平均粗さ高さによって影響を受けない。さらに,粗面から離れての類似性を,実効壁垂直距離を用いる時に明瞭に確認している。この実効壁垂直距離は,面気孔率(空洞分率)の壁垂直積分として定義される。さらに,粗面近傍において,内部スケール化した実効距離に対してプロットした時,Reynolds応力は粗面の低部に向かって漸近的に減少する。実効距離に対する平均速度とReynolds応力のプロファイルが,平均速度プロファイルは粗さReynolds数(内部スケール化粗さ高さ)によって特性化できることを明らかにしている。しかしながら,壁近傍のReynolds応力挙動を特性化するときには他のパラメータを考えるべきである。面内およびReynolds平均化運動量方程式のバジェット項が解析される時,抗力項が,粗面の底部近傍での運動量移送を支配することを見出している。粗さReynolds数が増加する時,表皮摩擦係数への圧力抗力寄与が増加し,一方,粘性の寄与は減少する。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (1件):
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