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J-GLOBAL ID:202002244924793495   整理番号:20A2650814

BmN細胞におけるBombyx mori核多角体ウイルス株H4の増殖はF遺伝子配列のタイプ株T3との交換により増強される【JST・京大機械翻訳】

Proliferation of Bombyx mori nucleopolyhedrovirus strain H4 in BmN cells is enhanced by exchange of the F gene sequence with type strain T3
著者 (5件):
資料名:
巻: 291  ページ: Null  発行年: 2021年 
JST資料番号: A0381D  ISSN: 0168-1702  CODEN: VIREDF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Bombyx moriヌクレオポリヘドロウイルス(BmNPV)に基づくバキュロウイルス発現ベクター系は,特に宿主としてカイコと組み合わせて使用される場合,真核生物蛋白質に対する最も効率的な発現ベクター系である。カイコ幼虫におけるポリヘドリン蛋白質の増殖と発現の両方に関してタイプT3を凌駕する日本,北海道における新規BmNPV株(BmNPV H4)を新たに単離した。しかし,それはBmN細胞株において十分に増殖しなかった。蛋白質機能ドメインにおけるアミノ酸類似性距離を定量化し,H4とT3株間の高度に分岐した対立遺伝子を同定することにより,ウイルス株間の増殖の違いに関与する遺伝子を推測した。H4とT3間の機能的ドメイン配列で顕著に異なる蛋白質の中で,2つの菌株間の増殖差の推定原因としてF蛋白質をコードするF遺伝子を同定した。H4とT3間で交換したF蛋白質コード配列を有する組換えウイルスを用いて,T3F蛋白質はBmNにおけるH4増殖を増加させるが,H4F蛋白質はカイコ幼虫におけるT3増殖を改善しないことを明らかにした。これらの結果から,BmNPV F蛋白質は遺伝的背景特異的様式でウイルス増殖に強く影響し,BmNPVに基づく発現ベクターの増殖特性を操作する重要な標的であることを示唆した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現  ,  分子遺伝学一般  ,  ウイルス学一般  ,  蚕 

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