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J-GLOBAL ID:202002244965329053   整理番号:20A0126895

蛋白質中のアミノ酸残基の重なり吸収バンドの分解能と同定のための合成スペクトルの二次微分解析:240~320nm範囲におけるブロメラインとフィシンスペクトル【JST・京大機械翻訳】

Second derivative analysis of synthesized spectra for resolution and identification of overlapped absorption bands of amino acid residues in proteins: Bromelain and ficin spectra in the 240-320 nm range
著者 (4件):
資料名:
巻: 227  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: E0128B  ISSN: 1386-1425  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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蛋白質の紫外吸収スペクトルにおけるピークの起源と形成を,(i)天然蛋白質のスペクトル,(ii)部分遊離アミノ酸スペクトルの和としてのモデルスペクトル,(iii)遊離アミノ酸の吸収スペクトルに適用することにより確立した。248.2,253.2,258.4及び264.2nmにおけるブロメラインのピークはフェニルアラニン最大に起因することを示した。279.6nmにおける予測可能ピーク(279.4nmにおける零次スペクトルの極値とほぼ一致する)は主にチロシン最大に起因し,一方274.6及び290.6nmにおけるピークはトリプトファン最大に起因した。チロシンとフェニルアラニン最大値の重ね合わせに対する268.0nmピークとチロシンとトリプトファン最大値の重ね合わせに対する283.4nmピーク。類似の結果が得られた:248.4,253.0および258.8nmのピークはフェニルアラニン最大値により形成され,264.4nmの予測可能ピークは対応するブロメライン264.2nmピークと一致した。279.4nmピークはゼロ次スペクトルピーク(279.6nm)とほぼ一致したが,トリプトファン側基に対するチロシンの異なる比率によりブロメラインよりも強く発現した。273.4と290.6nmにおけるピークはトリプトファンと関連し,268.0nmピークは主にチロシンによるものであり(部分的にフェニルアラニンに対して);そして,283.8nmピークはチロシンに属し,トリプトファンに対してより大きい範囲に属した。トリプトファン,チロシン及びフェニルアラニンのアミノ酸残基は,モデル(合成)スペクトルに関してゼロ次蛋白質吸収スペクトルにおいて最大,中間及び最低の正(赤)波長シフトを示すことを実証した。ブロメラインとフィシン吸収帯ピークの位置に現れる差は,アミノ酸残基からの相対的寄与の重ね合わせによって決定される。この重ね合わせは,(i)アミノ酸残基スペクトルの線形結合と(ii)これらの残基の発色団の微小環境の関数としてのそれらの異なる(不均一)波長シフトから生じる。合成されたスペクトルの助けによる蛋白質吸収スペクトルの分析への提案したアプローチは,種々の発色団を有する単量体ユニットを含む高分子化合物の分析及び有機化学において研究された他の対象物に移すことができる。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
無機化合物のルミネセンス  ,  第3族元素の錯体  ,  分光分析  ,  塩基,金属酸化物 

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