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J-GLOBAL ID:202002245059725866   整理番号:20A0762072

2つのカナダ固有集団における残留性有機汚染物質への曝露と水銀およびグルコース代謝との関連【JST・京大機械翻訳】

Association between exposure to persistent organic pollutants and mercury, and glucose metabolism in two Canadian Indigenous populations
著者 (11件):
資料名:
巻: 184  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: D0574A  ISSN: 0013-9351  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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金属と難分解性有機汚染物質(POPs)の身体負荷は,魚と他の海洋種に依存する個体群において特に高い。この曝露は2型糖尿病のリスク増加と関連しているが,結果は対照的である。著者らは,糖尿病の著しく異なる有病率とPOPsと水銀への曝露レベルを有する北部ケベック(カナダ)の2つの個体群におけるこの関連を研究した。2004~2009年に実施された健康調査の一部として,非糖尿病性空腹時成人における糖尿病罹患率とグルコース代謝(グルコース,インシュリン,HOMA-IR,HOMA-B)を,2つの集団における類似のプロトコルを用いて評価した:Nunavik(n=877)からのInuitとEeyou Istchee領域(n=780)。血液水銀,血漿ポリ塩化ビフェニル(PCBs),有機塩素(OC)農薬/代謝産物およびポリ臭化ジフェニルエーテル(PBDEs)レベルを,検査時に採取した試料において測定した。ロジスティックおよび線形回帰および制限された三次スプライン分析を,血漿リン脂質における性,年齢,胴囲,喫煙およびω-3脂肪酸含量を調整して実施した。糖尿病罹患率はInuit(7%)よりCare(20%)において高かったが,環境曝露はCree参加者におけるよりもInuitにおいて2~3倍大きかった。2つの個体群に共通の曝露の範囲で,汚染物質曝露の増加に伴う糖尿病リスクの類似の線形増加を観察した。Cree参加者の間で,空腹時血糖は血漿PBDEレベルと正の相関があり,HOMA-BはΣPCBs,ジクロロジフェニルジクロロエチレン,PBDEs及びΣOC農薬の濃度と負の相関を示した。Inuit参加者の間で,インシュリン分泌の減少傾向がほとんどの汚染物質と関連して観察されたが,その関係は非線形(曝露の中間レベルでのより大きな減少)であった。空腹時血糖値の有意な増加は,高い血中水銀レベル(>16μg/L)で観察された。研究された2つの集団におけるPOPs曝露と糖尿病リスクの間の観察された関連は,前向き設計を用いて確認されるべきである。これらの結果は,POPs曝露がこれらの個体群において2型糖尿病を誘導する可能性がある生理病理学的過程に関するさらなる研究の必要性を示唆する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
疫学  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 

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