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J-GLOBAL ID:202002245067724486   整理番号:20A0228658

EZH2はエピジェネティックおよび細胞質標的を介して破骨細胞分化と骨吸収を支持する【JST・京大機械翻訳】

EZH2 Supports Osteoclast Differentiation and Bone Resorption Via Epigenetic and Cytoplasmic Targets
著者 (9件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 181-195  発行年: 2020年 
JST資料番号: W1633A  ISSN: 0884-0431  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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骨骨髄由来単球における重要な破骨細胞(OCL)調節遺伝子プロモーターは,活性化ヒストン3リジン4トリメチルメチル(H3K4me3)と抑制性H3K27me3マークを結合する二価ヒストン修飾を示し,RANKL刺激により抑制または活性化構造に分解する。ゼストホモログ2(EZH2)のエンハンサーは,H3K27me3修飾を触媒するポリコーム抑制複合体2のヒストンメチルトランスフェラーゼ成分である。免疫蛍光顕微鏡は,マウス破骨細胞形成時のEZH2局在化が動的に調節されることを明らかにした。EZH2ノックダウン及び小分子EZH2阻害剤GSK126を用いて,EZH2がRANKL活性化の最初の24時間においてOCL前駆体(OCLp)において重要な後成的役割を果たすことを示した。RANKLはEZH2の核への移行を誘発し,そこではOCL負の調節因子MafB,Irf8,およびArg1を抑制する。OCLpにおける細胞質局在化と一致して,EZH2メチルトランスフェラーゼ活性はAKTのリン酸化に対する初期RANKLシグナリング時に必要であり,mTOR複合体の下流活性化をもたらし,それはOCL分化誘導に必須である。GSK126によるRANKL誘導pmTOR-pS6RPシグナル伝達の阻害はC/EBPβ-LAP及びC/EBPβ-LIPイソ型の翻訳比を変化させ,阻害C/EBPβ-LIPの核転移を減少させた。これはOCL負調節転写因子MafBの転写抑制に必要である。多核OCLにおけるEZH2は主に細胞質であり,GSK126の存在下で骨セグメント上で培養された成熟OCLは細胞骨格構造の欠損を示し,再吸収活性を低下させた。ここでは,EZH2が,MafB転写を抑制し,PI3K-AKT-mTOR仲介RANKLシグナリングの初期相を調節することにより,OCL分化中に後成的および細胞質の役割をすることを示した。細胞質局在化と一致して,EZH2は成熟OCLによる吸収時の細胞骨格動態に必要である。このように,EZH2は,破骨細胞分化と機能の支持において複雑な役割を示す。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  骨格系 

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