抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:厚朴元胡湯による原発性月経患者の症状及び疼痛程度への影響を検討する。方法:2013年3月-2018年3月に本院で治療した64例の原発性月経患者を選び、受診後、対照群と観察群に分け、各32例。対照群は元胡止痛片治療を服用し、観察群は厚朴元胡湯で治療した。両群のTCM症状スコア、臨床治療効果、疼痛程度、性ホルモン、プロスタグランジンレベル、血液流動学指標及び不良反応状況を観察した。【結果】治療前の2群間に有意差はなかった(P>0.05)。治療後、観察群の痛経、下腹部膨満痛及び腰仙骨痛などの症状の積分は対照群より明らかに低かった(P<0.05)。対照群の有効率は観察群より明らかに低かった(P<0.05)。治療前の両群の疼痛程度に有意差はなかった(P>0.05)。治療第1、2、3の月経期観察群の疼痛視覚アナログ採点尺度(VisualAnalogueScale、VAS)採点は対照群より明らかに低かった(P<0.05)。治療前の2群間の性ホルモンレベルに有意差はなかった(P>0.05)。治療後、観察群のエストラジオールレベルは対照群より低く、プロゲステロンレベルは対照群より高かった(P<0.05)。2群間に有意差はなかった(P>0.05)。治療後、観察群のプロスタグランジンF2αレベルは対照群より高く、プロスタグランジンE2及びβ-エンドルフィンレベルは対照群より低かった(P<0.05)。治療前の両群の血液流動学指標に有意差はなかった(P>0.05)。治療後、観察群の血漿粘度、全血粘度、赤血球圧積及び血小板粘着率などの指標はいずれも対照群より高かった(P<0.05)。両群の頭痛、傾眠及び胃腸管反応などの不良反応の発生率に統計学的有意差がなかった(P>0.05)。結論;厚朴元胡湯は有効に原発性月経患者の臨床症状を緩和でき、症状の積分を降下し、治療の有効率を高め、患者の後続月経期間の疼痛感、性ホルモン及びプロスタグランジンなどのレベルは正常になり、血液流動学指標の改善は、その生活の質の向上にとって重要な価値がある。しかも顕著な副作用がなく、安全性が高く、推奨する価値がある。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】