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J-GLOBAL ID:202002245121620163   整理番号:20A1394949

サイジング剤の熱処理がCFRTP複合材料の機械的強度に及ぼす影響

Effect of Heat-Treatment of Sizing Agent on Mechanical Strength of Carbon Fiber Reinforced Plastic Composite Material
著者 (8件):
資料名:
巻: 76  号:ページ: 88-94(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: U0723A  ISSN: 2189-7654  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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炭素繊維強化熱可塑性プラスチック(CFRTP)複合材料の機械的強度は,炭素繊維(CF)とマトリックス樹脂の界面付着強度に影響される。CF表面を被覆するサイジング剤はCFとマトリックス樹脂間の界面特性に影響する。すなわち,サイジング剤はCFRTPの機械的強度に影響する。したがって,CFRTP成形の前にサイジング剤被覆CFを処理する必要がある。本研究では,CFRTPの曲げ強度およびCFと熱可塑性マトリックス樹脂間の界面せん断強度に及ぼすサイジング剤被覆CFの熱処理の影響を調べた。その結果,CFRTPの曲げ強度とCFおよび熱可塑性樹脂の界面せん断強度を最大にするCFの熱処理条件は熱可塑性樹脂の組成に依存することが分かった。さらに,CFRTPの曲げ強度とCFとマトリックス樹脂の間の界面せん断強度との間に相関が見られた。すなわち,CFに対する熱可塑性樹脂の組成に適した熱処理を適用することにより,界面せん断強度は増加し,CFRTPの曲げ強度は増加した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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充填剤,補強材  ,  機械的性質 
引用文献 (17件):
  • [1] E. Wadahara, A. Kitano, SenʼI Gakkaishi, 64(9), 295 (2008).
  • [2] Y. Washitake, R. Endo, SenʼI Gakkaishi, 69(1), 17 (2013).
  • [3] N. Hirano, H. Muramatsu and T. Inoue, J. Jpn. Soc. Compos. Mater., 39(3), 113 (2013).
  • [4] K. Nakamura, N. Hirayama, H. Nishida, J. Jpn. Soc. Compos. Mater., 35(5), 195 (2009).
  • [5] H. Oguma, T. Kumagai, M. Sano, D. Sakamoto, H. Inoue, M. Shinozaki, Y. Hosomi and M. Sekine, Seikei-Kakou, 27(3), 102 (2015).
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