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J-GLOBAL ID：202002245134793248   整理番号：20A1513149

開花植物の有性生殖過程における雄配偶体におけるフィラメント温度感受性Z2(FtsZ2)の挙動【JST・京大機械翻訳】

Behavior of filamentous temperature-sensitive Z2 (FtsZ2) in the male gametophyte during sexual reproduction processes of flowering plants

著者 (4件)： Ohashi Yukino (Graduate School of Horticulture, Chiba University, Matsudo-shi, Chiba, Japan) ,  Mori Toshiyuki (Department of Tropical Medicine and Parasitology, Juntendo University, Tokyo, Japan) ,  Igawa Tomoko (Graduate School of Horticulture, Chiba University, Matsudo-shi, Chiba, Japan) ,  Igawa Tomoko (Plant Molecular Science Center, Chiba University, Matsudo-shi, Chiba, Japan)
資料名： Protoplasma  (Protoplasma)
巻： 257  号： 4  ページ： 1201-1210  発行年： 2020年 
JST資料番号： W4870A  ISSN： 0033-183X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 糸状温度感受性Z(FtsZ)は,細胞を収縮するZ環構造形成で機能する細菌の重要な分裂蛋白質である。真核細胞へのシアノバクテリアの内共生による色素体の確立以来,Z環形成を介した分裂は開花植物の色素体において保存されてきた。FtsZ遺伝子は,進化中に色素体のシアノバクテリア祖先から真核生物核ゲノムへ移行し,開花植物は2つのFtsZ相同体,FtsZ1およびFtsZ2を進化させ,異なる分子機能を通して葉緑体分裂に関与する。非光合成細胞におけるFtsZの挙動に関して,小胞子および花粉栄養細胞の細胞質におけるFtsZ1蛋白質の色素体局在は,発生細胞または精子細胞ではなく,報告されている。一方,生成細胞におけるFtsZ2転写物の有意な蓄積が報告されている。しかし,雄性配偶子におけるFtsZ2の合成は,研究されていない。さらに,FtsZ2挙動は非光合成雄組織である花粉で分析されていない。ここでは,受精過程中の種々の花粉発達段階および配偶子におけるGFP融合蛋白質の局在パターンを解析することにより,雄性配偶子におけるFtsZ2蛋白質挙動を報告する。結果は,FtsZ2局在性が色素体のそれと一致することを示した。雄性配偶子におけるFtsZ2蛋白質は転写物の存在にもかかわらずほとんど存在しなかった。さらに,父性FtsZ2転写物の接合子と胚乳への伝播は観察されなかった。Copyright Springer-Verlag GmbH Austria, part of Springer Nature 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 遺伝子 ,  花粉 ,  光合成 ,  色素体 ,  受精 ,  藍藻類 ,  *開花 ,  真核生物 ,  *有性生殖 ,  成長段階 ,  配偶子 ,  融合タンパク質 ,  Arabidopsis
準シソーラス用語： *FtsZ ,  *配偶体 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： Lilium longiflorum ,  Arabidopsis thaliana ,  FtsZ2 ,  男性配偶子 ,  花粉の発達 ,  プラスチド

分類 (2件)： 細胞分裂・増殖  (EF02020D) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (8件)： 開花 ,  植物 ,  有性生殖 ,  過程 ,  配偶体 ,  フィラメント ,  温度感受性 ,  挙動