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J-GLOBAL ID:202002245178430931   整理番号:20A2572733

C2C12筋管における変性蛋白質応答中のActn2とActn3発現の異なる調節【JST・京大機械翻訳】

Differential regulation of Actn2 and Actn3 expression during unfolded protein response in C2C12 myotubes
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巻: 41  号: 2-3  ページ: 199-209  発行年: 2020年 
JST資料番号: W4630A  ISSN: 0142-4319  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ACTN2とACTN3は,哺乳類骨格筋線維のZ-線を構成する,それぞれサルコマーα-アクチニン-2とα-アクチニン-3蛋白質をコードする。ヒトACTN3において,アルギニン(R)をコードするコドン577におけるナンセンス変異はR577X多型を産生する。ホモ接合577XX遺伝子型を持つ個体はα-アクチニン-3蛋白質を産生しなかった。577XX遺伝子型は,正常集団より低い頻度でスプリントとパワー運動選手で報告されており,α-アクチニン-3欠損が高速型筋機能を低下させることを示唆する。577R対立遺伝子を運ぶヒトの間で,ある条件下でACTN3発現レベルを変えることは,ヘルペレシスおよび筋肉性能に多様な影響を及ぼす可能性がある。しかし,ACTN3発現を調節する因子は不明である。ここでは,小胞体(ER)ストレス下の変性蛋白質応答(UPR)がマウスC2C12筋管におけるActn3およびそのイソ型Actn2の発現を調節するかを検討した。UPR関連転写因子の中で,XBP1はActn2をアップレギュレートしたが,XBP1,ATF4及びATF6はActn3プロモーター活性をダウンレギュレートした。ERストレスの化学的誘導はActn2 mRNAレベルを増加させたが,Actn3では減少した。ERストレスはまたα-アクチニン-3蛋白質レベルを減少させたが,α-アクチニン-2のレベルは不変であった。筋収縮関連蛋白質の細胞内組成はERストレスの下で変化し,パルブアルブミン(急速収縮筋特異的蛋白質)とトロポニンI型1(骨格,緩徐)の発現は抑制された。Actn3のsiRNA誘導抑制はパルブアルブミンレベルに対するERストレスの阻害効果を模倣した。したがって,α-アクチニン-3の内因性発現レベルは,ERストレスにより変化し,特にACTN3577R対立遺伝子を運ぶヒトにおいて,筋肉性能と運動能力を調節する可能性がある。Copyright Springer Nature Switzerland AG 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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スポーツ医学 
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