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J-GLOBAL ID:202002245394483243   整理番号:20A0781197

県内の無機材料を活用した抗菌・防カビ剤の開発

著者 (3件):
資料名:
号: 66  ページ: 21-27  発行年: 2020年01月 
JST資料番号: L2271A  ISSN: 1340-802X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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抗菌・防カビ機能を示す(主に銀)成分と担体材料を水溶液中で混合し,固体と液体に分離する濾過工程において,銀成分等が濾液中に含まれることが分かった。高価な銀成分等の流出を抑え,高い機能性(抗菌・防カビ・活性酸素種生成能力)を発現するため,銀成分等を効率的に捕捉する材料(以下,金属捕捉剤)を探索した。県内の窯業原料製品(粉末)を担体材料とし,抗菌・防カビ成分と金属捕捉剤を含む複合物(以下,複合材料)を作製した。複合材料は,大腸菌と黒麹黴に対する最小発育阻止濃度を評価した。複合材料は,大腸菌に対して50ppm,黒麹黴に対して400ppmを示した。これらの結果は,金属捕捉剤を含まない試料と比較して,大腸菌に対する抗菌効果が64倍向上し,黒麹黴に対する防カビ効果が8倍向上した。また,複合材料は光触媒の助触媒として活用した。光触媒は,結晶質シリカの表面に酸化チタンを被覆した粉末を用いた。光触媒と複合材料およびフッ素樹脂等を含むスラリーは,セラミックス製多孔質フィルター表面に常温で固定化した。その結果,複合材料を添加したスラリーは,無添加のスラリーと比較して活性酸素種の生成能力が最大約1.5倍向上した。(著者抄録)
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分類 (1件):
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セラミック・陶磁器一般 
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