抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・本研究の目的は,民間投資家が実施し,公共輸送を例として政府の支払い者からの投資に対する利益を受ける戦略である社会的インパクト・ボンダ(SIB)の可能性を例証することである。2つの日本の都市,神戸と八王子にSIBを導入した。両都市において,中間支援組織としてのSIBの形成に関与する社会的影響投資基金により調査を行った。調査に基づいて,公共輸送部門におけるSIBの導入は,SIBの実現可能性,SIB市場の拡大可能性,およびSIBの行政への高い関連性のために必要であると推論した。中間支援組織は主にSIBの形成と導入に役立つことが分かった。また,導入の前例のない段階で行政支援が必要であることも理解された。結果として,評価指標と削減目標を各目標プロジェクトに対して設定し,コミュニティベースの輸送サービスのための方式を提案した。(翻訳著者抄録)