抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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熱傷患者の転帰に及ぼす修正Elixhauser共存指標スコアの共存性と予測値の影響を評価する。1/1/2016から31/12/2018までの国立Burn病院への熱傷後24時間に入院した5480人の患者について遡及的研究を行った。人口統計学的データと既存の医療条件を収集した。Walravelらによって開発された修正Elixhauser共存指標(ECI)スコアを各患者に対して計算した。スコアは共存条件の加重和であった。測定された結果は,入院,合併症および死亡率を含んだ。5480人の患者のうち,345人(6.3%)は少なくとも1つの既存の医療条件を有していた。最も一般的な共存症は,神経障害,糖尿病,高血圧症および精神病であった。既存の医療条件は,高齢者(25%対4.8%;p<0.001)と女性(7.5%対5.8%;p<0.05)でより一般的であった。さらに,有意により大きな熱傷範囲,より高い吸入傷害率(p<0.01)および合併症(12.8%対6.1%;p<0.001),入院のより長い時間(21.4対17.1日;p<0.001)が共存症群で記録された。より高いECIスコアは,合併症を発症した患者(それぞれ,6対3,p<0.05)および死亡(5対3;p<0.05)において著しく高かった。多変量解析は,吸入傷害の存在とは別に,熱傷範囲,完全な厚さ熱傷面積,ECIスコアが,合併症と死亡の発生のために,滞在時間を延長するための独立予測因子であることを示した。ECIの各スコアは,0.13までの合併症の確率単位の増加と0.11までの死亡の確率単位をもたらす。既存の医療条件は,熱傷患者の間でより重症でより悪い結果をもたらす。修正Elixhauser共存指標スコアは,熱傷患者の転帰に対する予後因子として使用されるべきである。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】