文献
J-GLOBAL ID:202002245485762331   整理番号:20A2429265

慢性脳低灌流ラットの認知機能障害に対するグリチルリチン酸二アンモニウムの保護作用と機序研究【JST・京大機械翻訳】

Protective effects and mechanisms of diammonium glycyrrhizinate on cognition dysfunction in rats with chronic cerebral hypoperfusion
著者 (5件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 487-493  発行年: 2020年 
JST資料番号: C2792A  ISSN: 1674-6554  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
目的:慢性脳低灌流による認知機能障害におけるグリチルリチン酸二アンモニウム(diammoniumglycyrrhizinate,DAG)の保護作用と機序を検討する。方法;73匹の雄のSPFSpragueDawley(SD)ラットを,偽手術群(sham群),慢性脳低灌流群(2VO群),脳低灌流グリチルリチン酸二アンモニウム治療群(2VO+DAG群)とグリチルリチン酸二アンモニウム治療群(DAG群)に分けた。【方法】総頸動脈の両側結紮により,慢性脳低灌流モデルを確立し,腹腔内に2.917mmol/LDAG(20mgkg-1d-1)または生理食塩水を15日間腹腔内注射した。Morris水迷路、Elisa、ウェスタンブロッティングとGolgi染色法を用い、ラットの空間学習記憶能力、海馬組織炎症因子レベルと炎症シグナル伝達経路分子の変化をそれぞれ測定し、樹状突起棘の分布レベルを観察した。結果;モリス水迷路試験は,37日目の2VO群の学習潜伏期[(50.70±2.01)s,(43.53±3.22)s,(35.41±2.13)s,(25.26±1.85)s,(17.92±2)を示した。24)sはsham群[(40.28±1.94)s,(31.51±3.23)s,(24.7±2.25)s,(13.23±2.51)s,(9.42±1.91)s]より有意に長かった(すべてP<0.01)。2VO+DAG群の学習潜時[(46.27±1.64)s、(38.54±1.51)s、(28.74±2.52)s、(19.73±2.13)s、(13.26±1)。71)sは2VO群より有意に短かった(P<0.05,P<0.01)。ラット記憶を撤去し、2VOラットの到達プラットフォーム潜伏期(18.56±1.72)s)は偽手術群より有意に長かった[(11.25±2.11)s](P<0.01)、2VO+DAG群ラット[(14.26±1)。51)s)は,2VOグループより短時間で元のプラットフォーム位置(P<0.01)に達する。2VO群(P<0.01)と2VO+DAG群(2VO+DAG群)は,2VO群(P<0.01)より,2VO群(P<0.01)で,2VO群(P<0.01)において,有意に少なかった。Elisa法にて海馬組織の炎症因子を測定し、2VOグループのラットの3種類の炎症因子レベルTNF-α、IL-1βとIL-6[TNF-α]を発見した。(27.42±1.91)pg/mg;IL-1β;(18.21±1.56)pg/mg;IL-6;(17.94±1.61)pg/mgはsham群[TNF-α]より高かった。(8.11±1.27)pg/mg;IL-1β;(6.78±1.12)pg/mg;IL-6;(5.67±0.91)pg/mg)(P<0.01),2VO+DAG群の3種類の炎症因子レベル[TNF-α;(12.25±2.38)pg/mg;IL-1β;(9.93±0.96)pg/mg;IL-6;(8.72±0.65)pg/mgは,2VO群よりも有意に低かった(P<0.01)。ウエスタンブロットの結果,2VO群の核におけるNF-κBの相対レベル(1.82±0.15)は,sham群(1.00±0.09)より有意に高かった(P<0.01)が,2VO+DAG群の核NF-κBの相対レベルは(1.42±0.)であった。10)は2VO群より著しく低かった(P<0.01)。Golgi染色により、2VO群の海馬CA1区の神経突起の樹状突起棘密度[(5.00±1.41)/10μm]はsham群[(12.86±1.12)/10μm]より明らかに低かった(P<0.01)。2VO+DAG群の樹状突起棘密度[(9.23±1.65)/10μm]は2VO群より有意に高かった(P<0.01)。結論:グリチルリチン酸ジアミンは慢性脳低灌流海馬の神経炎症反応を抑制し、シナプス可塑性の損傷を改善し、さらに慢性低灌流による認知機能障害を改善できる。グリチルリチン酸ジアミンは慢性脳虚血による認知機能障害ないし血管性認知症を潜在的に治療する有効な薬物である。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経の基礎医学 

前のページに戻る