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J-GLOBAL ID：202002245666458710   整理番号：20A1631583

PIPAAmブラシ付きポリマーブレンドマイクロファイバの熱制御による機械的性質と細胞分離の強化【JST・京大機械翻訳】

Enhanced mechanical properties and cell separation with thermal control of PIPAAm-brushed polymer-blend microfibers

著者 (5件)： Nagase Kenichi (Faculty of Pharmacy, Keio University, 1-5-30 Shibakoen, Minato, Tokyo 105-8512, Japan. [e-mail]) ,  Shukuwa Risa ,  Takahashi Hironobu ,  Takeda Naoya ,  Okano Teruo
資料名： Journal of Materials Chemistry B. Materials for Biology and Medicine  (Journal of Materials Chemistry B. Materials for Biology and Medicine)
巻： 8  号： 28  ページ： 6017-6026  発行年： 2020年 
JST資料番号： W2382A  ISSN： 2050-750X  CODEN： JMCBDV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 改良された機械的性質と強化された温度変調セル分離を有する熱応答性マイクロファイバを開発した。異なる比率でポリ(4-ビニルベンジルクロリド)(PVBC)-ポリ(n-ブチルメタクリレート)(PBMA)ブレンド材料を用いてマイクロファイバー基板をエレクトロスピニングした。それらの直径はPVBCホモファイバのそれらと類似していたが,ポリマーブレンドマイクロファイバは,低いT_gのPBMAにより,非脆性軟度を含む優れた機械的性質を示した。これらの高分子ブレンド極細繊維は,細胞分離の実験的取扱いにおいて優れている薄い高密度マットの調製を可能にした。ポリ(N-イソプロピルアクリルアミド(PIPAAm)ブラシを,高分子-ブレンドミクロ繊維基質中のPVBCの開始部位から表面開始原子移動ラジカル重合によりグラフト化した。PVBC:PBMAの25:75比のマイクロファイバは,妥当な量の開始サイトと優れた機械的性質を有していた。25:75ブレンド基質のPIPAAm-ブラシマイクロファイバは,濡れ性と細胞分離の両方に関して,温度変調が可能であった。正常ヒト皮膚線維芽細胞(NHDFs),ヒト臍帯静脈内皮細胞(HUVEC),およびヒト骨格筋筋芽細胞(HSMM)の中で,HUVEC細胞は37°Cで線維上に有意に弱い接着を示した;それらを初期段階で接着NHDFとHSMM細胞から分離した。温度を20°Cまで下げると,NHDF細胞は著しく脱離し,HSMM細胞からの分離を可能にした。PIPAAm-ブラシ化PVBC単独重合体マイクロファイバと比較して,これらの細胞分離機能は熱応答性PBMAリッチ高分子ブレンド極細繊維で増強され,おそらくPBMAの性質とPIPAAm-ブラシの中程度の密度に起因した。このように,開発したマイクロファイバは温度変調セル分離システムに有用である。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 接着 ,  濡れ ,  脆性 ,  *ブラシ ,  基質 ,  骨格筋 ,  ヒト ,  高分子 ,  *ポリマブレンド ,  熱応答 ,  筋芽細胞 ,  *極細繊維 ,  エレクトロスピニング ,  *細胞分離 ,  ヒト臍帯静脈内皮細胞 ,  機械的性質

分類 (2件)： 生物科学研究法一般  (EA03010K) ,  医用素材  (GA05040H)

タイトルに関連する用語 (5件)： ブラシ ,  熱制御 ,  機械的性質 ,  細胞分離 ,  強化