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J-GLOBAL ID:202002245693643058   整理番号:20A2265731

免疫チェックポイント阻害剤で治療した転移性癌を伴う固形臓器移植レシピエントの臨床転帰:単一施設解析【JST・京大機械翻訳】

Clinical outcomes of solid organ transplant recipients with metastatic cancers who are treated with immune checkpoint inhibitors: A single-center analysis
著者 (15件):
資料名:
巻: 126  号: 21  ページ: 4780-4787  発行年: 2020年 
JST資料番号: D0781B  ISSN: 0008-543X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景:免疫チェックポイント阻害剤(ICIs)は,癌治療を革命するが,著者の知る限りでは,移植レシピエントにおけるこれら薬剤の安全性と有効性に関する限られたデータが存在する。ここでは,固形臓器移植後の転移性悪性腫瘍に対するICIsで治療した17人の患者の経験を報告した。方法:データは,2016年1月1日~2019年9月30日の間の悪性腫瘍の治療のためにICIsを受けた固形臓器移植レシピエントのために抽象化した。著者らは,7つの腎臓,8つの肝臓と2つの心臓移植レシピエントを同定した。関心の転帰は,有害薬物反応,癌進行,および患者生存であった。結果:ICIsで治療した最も一般的な悪性腫瘍は,転移性扁平上皮癌(5人の患者;29%)と肝細胞癌(5人の患者;29%)であり,これは肝移植レシピエントの間でのみ認められた。ICIsの中央値は1.7か月(四分位範囲,0.4~7.6か月)であった。5人の患者(29%)は,免疫関連有害事象(irAEs)を伴う4人の患者(24%),急性同種移植片拒絶による3人の患者(18%),自己免疫性大腸炎による1人の患者(6%)およびICI誘導心毒性を有する1人の患者(6%)(患者の心臓移植レシピエント)を含む副作用を発症した。癌進行の累積発生率は,6カ月と12カ月で,それぞれ50%と69%であった。11人の患者(65%)は,ICI開始の時間から4.6か月(四分位範囲,1.5-13.2か月)の中央値追跡期間で死亡し,癌の進行は死亡の最も一般的な原因であった。結論:ICIsは,固形臓器移植を受けた選択された患者における個別化療法として使用可能であるが,さらに,これらの薬剤が転帰を改善するのに最良の方法を決定するのに,より多くの研究が必要である。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
泌尿生殖器疾患の外科療法  ,  循環系疾患の外科療法  ,  感染症・寄生虫症一般 

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