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J-GLOBAL ID:202002245713058115   整理番号:20A0610183

腎移植後のダサチニブによる慢性骨髄性白血病の成功した治療:症例報告【JST・京大機械翻訳】

Successful Treatment of Chronic Myeloid Leukemia With Dasatinib After Kidney Transplantation: A Case Report
著者 (11件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 600-603  発行年: 2020年 
JST資料番号: C0846B  ISSN: 0041-1345  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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慢性骨髄性白血病(CML)は,腎臓移植(KT)レシピエントにおけるまれな悪性腫瘍である。ダサチニブはCMLに対する第一線治療であるが,CYP3A4に対する阻害活性を有する;これはタクロリムス(免疫抑制のためのKT患者に投与された)の血中濃度を増加させる可能性がある。さらに,タクロリムスはまた,P糖蛋白質阻害を通してダサチニブの血中濃度を増加させることができる。ここでは,タクロリムスで治療されているKTレシピエントにおける長期第一選択ダサチニブ療法によるCMLの持続的分子寛解の症例を報告する。61歳の女性は,KTの38か月後にCML-慢性期(CML-CP)を発症した。患者の維持免疫抑制療法は,タクロリムス,ミコフェノール酸モフェチル,およびメチルプレドニゾロンで構成されていた。タクロリムスとの潜在的薬物相互作用を考慮して,ダサチニブを50mg/日の低用量で投与した。免疫状態は,細胞内カルボキシフルオレセイン二酢酸スクシンイミジルエステル(CFSE)標識法を用いて混合リンパ球反応(MLR)を評価することにより定期的に評価した。免疫抑制療法をそれに応じて調整した。患者はダサチニブ治療の1か月後に完全な血液学的寛解(CHR)を達成した。ダサチニブ治療6か月後,患者は主な分子反応を達成した。観察期間中,抗体仲介も急性細胞拒絶も患者では見られなかった。患者は,CML-CPの診断の12か月後に,主な分子反応を伴うCHRに留まった。CFSE-MLRを用いた免疫モニタリング分析から得られたデータは,ダサチニブで処理されたCML-CPによるKTレシピエントの管理に成功した。薬物-薬物相互作用は治療計画を設計しながら重要な考慮事項である;このような戦略は薬物-薬物相互作用が治療結果に負に影響しないことを保証する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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泌尿生殖器疾患の外科療法  ,  免疫療法薬・血液製剤の臨床への応用 

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